乳腺炎に興味のある医師に役立つ文献

乳腺炎を診てくれる医療施設がない、、、
という記事を書いたこともあります。また
ちょこちょこtwitterでもつぶやいていますが、
乳腺炎になったときに、医療サービスを受けられずに、
痛い思いをしたり、断乳したり、さらには悪化して膿瘍化したり、
という話しを聞く地域は珍しくありません。

が、今日は、興味を持って下さった産科の先生に
twitterで出会えました\(^O^)/
(気がついた方、どうか、お礼を伝えておいて下さいませ)

ということで、医師に役立つ乳腺炎情報をアップします。

基礎の基礎
ABM(医師だけが会員資格のある世界母乳学会)のプロトコール
 英文:http://www.bfmed.org/Media/Files/Protocols/2014_Updated_Mastitis6.30.14.pdf
(2016/2/8確認)
 和文:JALC(NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会)
    http://www.jalc-net.jp の資料ダウンロード
    http://www.jalc-net.jp/dl/ABM_4_2014.pdf (2016/2/8確認)

WHOの「Mastitis:cause and management」
    http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/66230/1/WHO_FCH_CAH_00.13_eng.pdf
    (2016/2/8確認)2000年発行なので最新情報ではないです。

 この二つで大まかなところが分かります。WHOはスペイン語のPDFにイラストがあります。


母乳育児全体に関する情報

よくわかる母乳育児

へるす出版

 この本は、最新の研究データなども載っていて、医学的な視点から見ている一冊といえます。

母乳育児支援スタンダード

医学書院

 日本で最初の、母乳育児に関するEBMまたはevidence based practiceの視点からの教科書です。
 良い本ですが、診断学から疾患を捉える週刊のある医師には母親を納得させるコミュニケーションの方法も同時に扱うためまだるっこしく感じるかもしれません。

UNICEF/WHO赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援

医学書院


 ↑の母乳育児支援スタンダードがコミュニケーションまでを、本の中に入れ込んでいますが、WHOの提案する母乳育児支援も「傾聴」することにも重きを置いているのがわかるテキストです。この本は、日本国内でも20時間コースとして時々開講されています。



母親に妊娠中からの学習に勧める良書

だれでもできる母乳育児

ラレーチェリーグインターナショナル / メディカ出版

 文字は多いですが、母乳育児経験のあるボランティアの団体が発行したお母さん達のための一冊です。 内容はアメリカ小児科学会やユニセフなどの研究の裏付けがあります 。ちなみに、私が出会った母乳育児最初の教科書の一冊です。

ドクターKIRIKOのおっぱい育て―母乳で育てたいお母さんのために!

涌谷 桐子 / ニライ社

 産科医でIBCLCの涌谷先生の本。短いので待合室に置いておくのにちょうど良いです。


私のブログで医師に届いて欲しい情報
http://smilehug.exblog.jp/4395418/
 ↑地方の産婦人科学会で発表した内容です。マッサージなしで対応した予後についてです。
 (日本母乳哺育学会で発表したものと、図が若干違います。日本母乳哺育学会で発表したものは論文化を目指していたので図を載せていません(そちらはまだ投稿すらしていません)
  → http://smilehug.exblog.jp/11983979/

http://smilehug.exblog.jp/1031873/
 お母さまへの情報提供はこのように行っています。

http://smilehug.exblog.jp/15777931/
 私が母乳育児にも、乳がん以外での乳房にも関心がなかった時代の回顧録です。最初はみんな新人です。
 最初から母乳育児支援エキスパートなんていう医者も助産師もいないです(*^_^*)

http://smilehug.exblog.jp/8352066/
 乳房膿瘍の治療についてです。この記事は、必死の思いで情報を探すしかなかった
 痛みに苦しむお母さま達の必死な思いのコメントを是非読んでいただきたいです。

http://smilehug.exblog.jp/15546053/
 お母さま向けですが、乳腺炎の病態を書きました。どんな病気か知っていれば、自分で工夫できるかもしれない、とお母さまの中には思う方もいらっしゃるのです。

その他に、
「乳腺炎」のタグ http://smilehug.exblog.jp/tags/乳腺炎/  には、乳腺炎の様々な治療法や問題をピックアップしています。2016年2月の段階で、90以上の投稿があります。


普通に医学的な情報として
ALL aboutにも乳腺炎のサイトがあります。うちのブログで紹介していますが、
http://smilehug.exblog.jp/15032435/
こちらは医学教科書的で理解しやすい書き方がされています。



最低限必要な、というとABMやWHOの情報はパソコンでダウンロードできますので、やはりそれが一番便利です。興味を持って下さる事自体が心強いです。



乳腺炎は炎症性疾患である。
時には保健指導だけでは対応できない深刻な状態になりうる。。。。ということが、普通に常識になればお母さま達が、もっと安心して授乳をする事が出来るようになると私は信じています。




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about me:
平成24年4月からは、小豆島で、分娩に関わっていきます。
ハグブログに共感する思いでお産を見守る助産師さんとの出会いも
あったらステキだなあ、と思っております。

目標は「母乳育児支援を学ぶ会in四国第2回」。
まだまだ、道のりは遠いですが一緒に実現してくれる
仲間を募集しています






Commented at 2014-01-27 14:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Dr-bewithyou at 2014-01-28 17:05
2014-01-27 14:04鍵コメさま>
助産師の立場からの母乳育児支援について関わっている感想を教えてくださってありがとうございます。

授乳と言う行動を、母親を安心させてリラックスすれば上手く行くと捉えると乳房マッサージも役立つものであるかもしれません。そうでなくてどちらかというと、赤ちゃんが飲むのを母親が助けるのを目指すという視点で見つめるとマッサージの出番はほとんど無くなるのも勿体なくても、仕方ないとも感じています。

今は、多くの開業助産師さんが乳房マッサージで生活の糧を得ていますし鍵コメさまもまた、そのうちの1人かと思います。

私はこう考えています。
赤ちゃんの飲み方を評価・支援出来るという仕事も、充分に専門性の高いものであり、今、マッサージで請求する金額を、ポジショニングとラッチオンの改善の支援のために請求することは恥ずかしいことでなく、妥当なことではないか。と。

鍵コメさまが、クライアント(お母さまと赤ちゃん)の問題解決のために何が必要で何が不要か、考えている事は素晴らしい事だと思います。悩みながらも諦めずに、母乳育児支援に関わり続けて頂けましたら幸いです(*^o^*)
by Dr-bewithyou | 2012-06-02 18:05 | 本の紹介forスタッフ | Comments(2)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児支援(おっぱいライフ応援)をしている産婦人科医・IBCLC 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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