歯が生え始めた赤ちゃんの歯みがきのコツ
2012年 12月 21日
レポートを前の記事
http://smilehug.exblog.jp/17477259/
に書きました。
こちらは、もう一つ、書き残した話題です。
「歯」についてです。
青葉さん(私たちIBCLCは、お互いを先生とは呼ばずに、
さん付けで呼んでいるので、そのままに記します)の講演は、
昔、秋田の学習会で、目から鱗が落ちまくりになりました。
それをブログに書いたことがあります。
http://smilehug.exblog.jp/3352191/
さて、それから6年以上の時が経ちました。
今回、学習してきたことは、
◇子どもの集中力が持つのはごく短時間。
その間に、仕上げ磨きを完成させるためには、
虫歯(う歯)になりやすい場所から磨きましょう!
まず、一番虫歯になりやすいのは上の前歯です。
そこで
①上の前歯を外側からゴシゴシ、次に②内側からゴシゴシ
(いろいろワザを書いてある本もあるけれども
ゴシゴシになります、とのこと)
次は③上の奥歯を外側からゴシゴシ
さらに④上の臼歯を内側からゴシゴシ
その後、ベロ(舌)で邪魔されやすい⑤下の臼歯の内側をゴシゴシ
最後に、⑥下の前歯をゴシゴシ
これで子どもがあきてしまう前の1分半から2分で
仕上げ磨きは出来るそうです。
12歳くらいの、遠近法の絵が描けるくらい
手が器用になるまで子どもだけでなくて、親も一緒に
大切な永久歯を守りましょう。と(*^O^*)
そして、一番大切なのは、
歯を磨かれて気にいらなくて子どもが泣くことは
よくあることだから、頑張ったね!と
「最後にHUG♡」
を、忘れないように♪とのことでした。
青葉さんのお勧めは、この毎日の作業を、
お父さんの役割にすれば良い、と提案されていました。
1-2分でもママに自由な時間を上げられること。
10歳を過ぎても,パパの所に、
歯を磨いてもらいに、喜んで近づいてくれること。
そして、いつも子どもと触れあっていれば、
パパも子どもとの遊び方や付き合い方から
ぎこちなさが減っていくであろうということが理由だそうです。
と言うお話を伺ってほっこりした、と言うお話でした。
講演の後で、さらにお尋ねしました。
仕上げ磨き、は本人磨きに対しての言葉として使っていますと。
ふと、歯磨き粉はどういう扱いなのかな、と
尋ねましたところ、
歯みがきこは 小学校になって大人の歯が生え始めたら
フッ素入りのを使いはじめましょう
もちろんその前に使っても Okです。
ただ 吐き出せない 時期には不必要です。
吐き出すことを前提に作られている薬は
うがいができるようになってからでいいです。
とのお答えをいただきました。
歯みがきの後のうがいは、必要ですか?とお尋ねしたところ、
ミュータンス菌は、水で飲み込んでしまってOK。
とのお答えでした。
講義を聴きながら、
親子で,永久歯を大切に守っていくという、
一つの作業を続けていくことも、
大切なスキンシップの一つと感じられました。
これはミルクで育児しているおやこでも、
出来る事なのが素敵です。
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about me:
平成24年4月からは、小豆島で、分娩に関わっていきます。
ハグブログに共感する思いでお産を見守る助産師さんとの出会いも
あったらステキだなあ、と思っております。
目標は「母乳育児支援を学ぶ会in四国第2回」。
まだまだ、道のりは遠いですが一緒に実現してくれる
仲間を募集しています
歯科医院に行く機会があまりないのでちょっとした疑問や情報をこういった形で配信して下さるとありがたいです!
先日のいいお産イベントでも衛生士さんに色々教えて頂き参考にしてます。
早速仕上げ磨きはパパの仕事に変えたいと思います!
赤ちゃん(そろそろ赤ちゃんじゃなくなるかと思いますが)の
健康のため、アンテナをいつも伸ばしているのですね♪
頼もしいお母ちゃんです。
仕上げ磨きはパパを上手にのせて
「楽しい役割をもらった!」と思わせてしまうと
みんなが幸せになりそうですね(^_^)v
歯が生えてきたら、かかりつけの歯医者さん、、、
可能な限り、母乳育児に理解のある歯医者さんを選んで(*^O^*)、
かかりつけにして定期健診をうけておくと、
虫歯の治療の時も、お子さんが歯科医の先生に慣れて
治療しやすいと伺っています。
今年も、いろいろ、ありがとうございました。
よいお年をお迎えくださいね。