流産についての情報メモです。
流産という悲しい出来事が、実は、
案外沢山の人が経験しているものだという数字です。
数字は数字なのですが、ここで語られているのは、
「流産は誰が悪いわけでもなくても起きうるものだ」
という事実でもあります。
○○しなかったから流産したとか、
△△したから流産した、、、といって、
流産に遭遇した自分を責めないでいいのです。
という妊娠のはらむ事実を表現している数字達です。
↓にタイトルの論文を紹介したぶろぐからの情報を書いています。
情報元は
「リプロダクションクリニック大阪」の松林秀彦先生のブログです。
生殖医療(不妊症・不育症)の先生です。
1978-1992年のデンマークでの大規模な前方視調査の結果です。
大規模な調査が可能な理由などもブログには記載されています。
日本ではこのような調査をしようとしても、
すでに廃院になっている産科も少なくなく、
アンケートなどでデータをとるしかないので、
現状ではこの規模の日本での前方視調査は中々難しいと思われます。
ちなみに
前方視調査というのはデータの取り方の一つの形です。
その論文をどのように信用するかを判断するときの根拠にしますが、
カルテなどを参照に調査出来る後方視調査よりも
より精度の高い調査法の一つと私は理解しています。
統計学に詳しい方、間違っていましたらご指摘ください)
↑はスクショですので、松林先生のブログで解説とともに確認して下さい。
どこからが危険という事を示すことは出来ませんが、
妊娠していて、準備無しに鉄人レースに出るとか、
日本縦断ドライブを運転手1人で敢行するとか、
妊娠せずに行っても体調を崩すようなこともあります。
妊娠がわかっても普通の生活で大丈夫です。
でも、ご自身が不安になる行動を出来るだけ減らすことは、
後で「あの時こうしていたら」」という後悔を
生まないために役立つ事でしょう。
情報メモでした。
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