「母乳育児支援業務基準 乳腺炎〈2015〉」のご紹介

が昨年、改定されて上記の母乳育児支援業務基準に進化しました。

まだまだ思う事は有りますが、それでも
以前のものよりフローチャートもより、現実的に見直されています。
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このフローチャートのもっと読みやすいはっきりした画像は
日本助産師会のサイトの「乳腺炎ケアのフローチャート」
インターネットでも確認出来ますし,
そこから書籍購入のサイトに飛ぶことも出来ます。


このブログで先日アップした記事
で、乳腺炎で病院や助産院にかかったときに、
専門家(助産師さんや医師、看護師さんなどが多いことでしょう)の
約半数が,乳腺炎の原因として,お母さんの食事の確認を
なさっているらしい傾向が見て取れました。
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食事の影響があるとしたら、むしろ極度の栄養不足や偏りに
問題があることが深刻な問題ですが、足りない方の心配より、
脂肪を取っていないか?と言うところを中心にケアが行われている。
。。。と言うことは、もしかしたら、
その後、何度も乳腺炎にかかってその施設に行って対応して貰う必要が
生まれるかもしれません。

また、重症の糖尿病の人などでは
カロリーの過剰摂取を問題にする必要があるかもしれません。



乳腺炎のケアに「赤ちゃん」の授乳行動や
飲み方に改善点があるかどうかに焦点を合わせることは、
乳腺炎を繰り返し起こしかけたときの対応を身につける機会にもなります。

作られた乳汁が十分に排泄されなくなるような授乳の癖に気づくと、
次の機会には乳腺炎にかかりかけた時点で、お母さんは、
自分で対応するためのヒントを掴んでいるかもしれません。

適切な授乳姿勢や吸着のタイミングなどがみつかると、
あっという間に乳房のしこりが取れることは珍しくないです。

その「あ、取れた!」と言う感覚をご自身で得るための
ヒントを読み解くコツをお知らせしておくと、
痛くて辛い思いを少しでも軽くできることがほとんどなのです。




その他の資料や,役に立つ情報は以下もご覧下さい。

 →お母さんが、まさに今、困っている時にまず役立つ記事を
  集めています。

 →こちらはスタッフ向けの資料がメインです。




乳腺炎の痛みや発熱、倦怠感は予定よりも早くに母親が
授乳を止めてしまう一つの大きな理由と言われています。


その辛い思いを少しでも早く楽に出来ることは大切なことです。

もう一つ大切なのは,お母さんと赤ちゃんとが、
自分達で解決する為の方法を身につけることです。

そこの所に役立つ論文や教科書も増えてきています。
助産師さんの業務は多忙を極めている施設が多いとは思います。
学びの時間を作るのも大変かもしれません。

そういう時にこの助産師会の作ったフローチャートは
短い時間で,ムダのないケアを行う力になってくれることでしょう。


追記:
アップしてみたら,同じタイミングで「母乳育児支援業務基準」に
ついて書いている小児科ドクターの記事を見つけました。
ブログタイトル:パパ小児科医のブログ

この先生の作ったアンケートは
でもtweetの一つとして使わせて貰っています。

こうやって少しずつ私達が持つ知識は新しく更新されていきます。

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about me: 坂出市立病院 産婦人科勤務 (外来のみ、H27年5月より)

四国でIBCLCに認定されるための継続教育単位の出る学習会の第1回目は宇多津で無事に終了しました。
興味のある方で参加出来なかった皆さまのために、2回目も設定できるよう準備していきたいと思います。

Commented at 2016-04-10 00:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Dr-bewithyou at 2016-04-13 16:31
2016-04-10 00:35 鍵コメさま>
大変丁寧なコメントをありがとうございます。

痛かった思い出しかない母乳育児を経験されたとのこと。
話を聞いてもらえる助産師さんの存在は
さぞ勇気づけられるものだったかと思います。
痛くて大変だと想いながら1歳半まで授乳を続けられたのですね。
赤ちゃんのためと思なければとても続かなかったのでは
ないでしょうか。痛い中で、本当に頑張られたのですね。

「おっぱい先生」と心の中で呼んでくださってありがとうございます。
そう呼ばれる存在であり続けられるよう研鑽して参ります。

ちなみに柞の森は私の今の一番好きな紅茶の飲めるお店です。
教えてくださったお店もいつか行ってみたいと思います。
by Dr-bewithyou | 2016-04-07 22:33 | 本の紹介forスタッフ | Comments(2)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児支援(おっぱいライフ応援)をしている産婦人科医・IBCLC 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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