IBCLC資格更新試験を受けてきました。

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国際認定ラクテーション・コンサルタントという資格を2006に私は認定されています。略してIBCLCと呼んでいます。

ラクテーションて何?と思う人も少なくないのではないでしょうか。乳児とその乳児とともに暮らす人が栄養を中心とした健康の問題に困った時に、様々な解決のためのベストと思われる選択肢をお示しすることを行っています。
どの位、ベストを目指しているかと言いますと、赤ちゃんを育てる方(たいていは母親ですが、養母やレズビアンやホモセクシャルの夫婦のこともあるでしょう)のお気持ちを伺うことを尊重しながら、問題を洗い出します。授乳中の問題は多岐に渡ります。解剖学で説明するものかもしれません。母乳分泌の生理学からの説明が必要かもしれません。母や子の身体の中で起きる生化学なトラブルが原因のこともあります。早産などによる心や身体の発達の当たり前な過程であったり、変化だったりすることもあります。健康な満期産児の発育の普通の姿に戸惑う母親に自信を持って普通のことだとお伝えする知識は小児科になるか、神経学になるかたくさんの情報を纏めて判断します。感染症による問題ならば細菌学やウイルス学、まれには寄生虫学の知識を解決に必要とします。治療に必要な薬の性質を理解するために薬理学の情報も利用しています。公衆衛生としてのワクチンや、医療費を抑制するための医療資源の可能性としてWHOの短期、中期、長期戦略も知っておきたいところです。論文から偏りのない情報を抽出するための統計学は最低限のマナーのように求められます


マッサージの実技や筆記試験はありません。
その代わりに、オキシトシンを増やすために役立つ知識の引き出しは増やしています。


それをCBT(Computer-Based Testing)で今年からは受験しました。
オフィスビルの一階受付には人間の受付嬢と、人口頭脳を持ち身体の動くいわゆるロボットのペッパーくんがいるビルの中のパソコンがならんだ部屋で、パソコンにクリックして回答します。私の受けた会場ではIBCLCの試験は私だけらしく受付時間の異なる他の試験を受ける人があと二人いました。どうしたものか休憩なしの240分ぶっ通し(175問)の試験でした。10年前はおやつの持ち込みOKだったのに、お茶やおやつは不可で、その厳しさにびっくりしました。間で数分、勝手に寝てましたが寝るのは自由で助かりました。

受験票なしで、自動車の免許証が本人証明の書類でした。紛失しないように気をつける必要のある書類ですから、いいのだか悪いのだかはなんとも言えません。受験番号の記入ミスが有り得ないのは助かりました。
備えられた雑音対策のヘッドホン型のイアーカバーはありがたくつかわせていただきました。

私は、結果としてCBTは概ね満足ですが、私がネット中毒みたいな人間だから、各人のパソコンの慣れ方次第では戸惑う人がいるかもしれません。

IBCLCに興味を持たれた方、仲間になりませんか?o(^-^)o
Commented by シャノン at 2016-10-10 21:00 x
はじめまして。
岡山で助産師をしています。
ラクテーションコンサルタントになりたい!と思い、色々調べています。
受験資格を得るためには、まずは学習会に参加ですか?
なにかアドバイスを頂ければうれしいです。
Commented by Dr-bewithyou at 2016-10-11 19:16
シャノンさま 
はじめまして。

受験資格はJALCの学習会やJALC後援などの学習会で
母乳育児支援の学習をしたという証拠になる
単位集めが必要ですね。国内ではその他に、
WHO母乳育児支援ガイドに基づいた基礎セミナーというのは
20単位ほどを集めることが出来ます。

英語が億劫ではないならばILCAやラ・レーチェ・リーグの
海外でのミーティングなどの会合ではかなりの数の
単位を稼げるそうですが私は参加したことがないです。

eLearningも英語でも大丈夫ならばILCAをはじめ
何カ所かで行っています。無料のものから1単位が
5000円とか1万円とかかかるものまで様々です。

受験資格ができてからの試験に関しては
http://smilehug.exblog.jp/23545892/
に記事を書かせていただきました。
Commented by Dr-bewithyou at 2016-10-11 19:17
続き
お母さん達が、どこにいても同じ情報で、
同じように尊重される世界のために、
シャノンさまのお力も借りられることを期待しています(^o^)/
by Dr-bewithyou | 2016-10-05 20:11 | 応援メッセージ | Comments(3)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児(おっぱいライフ)の応援をしている産科医 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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