A LIFE 〜愛しき人〜 10話 ありがとうございました

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10話全部終了しました。↓公式サイト。

初回の私の感想は↓
でしたが、この記事と同じ写真でしたね。
その後の感想はtweetだけで↓にまとめています。



かつて2004年に、真面目に仕事をしていた産婦人科医が逮捕されました。

一人で地域の医療を背負っていた産婦人科医が、助けられそうにない病気での善意とベストを尽くした帝王切開で、産婦の死亡に繋がったことがきっかけでした。それから、どうしたって救えないだろうという産婦さんに関する「たらい回し」と呼ばれる事件が相次ぎました。拒否した医師よりも受け容れた医師が責められたり逮捕される時代になってしまったことを実感する事件達でした。医者の野郎は儲けの事ばかり考えやがって、患者が求めている医者はこんなだよと、まるで魔法使いに期待するような事を扱う番組がドラマでもニュースでも増えてきたのも平行していたように感じていたのは被害妄想だったのでしょうか。

上から目線で断罪するドラマが医療ドラマ、となぜか私の中ではイメージが固まっていました。医療のドラマも評判のドラマはチラチラと見てはきましたがどれも私にとってはウソっぽくて見続けられたものは少なかったです。(コウノドリはリアルすぎて「帰宅しても仕事するのは辛い」とドロップアウトしましたが良いドラマでした。まっしろ、は主に看護師さんと、接遇・コミュニケーションスキルについて描いていて学ぶことが多いドラマでした。ERも昔はよく見ていました。)

そんな中、木村拓哉くんというスーパースターの2017年1月開始ドラマが医療ドラマというニュースが飛び込んできました。
何度か書いていますが,私は昔はいわゆる「アンチキムタク」な立場でした。キムタク出るから見ない。。。という私だったというわけです。

でも、「安堂ロイド」というSFドラマ!での彼は、アイドルにしては殴られっぷりも倒れっぷりも迷いがない上に、対人恐怖症の主人公の演じ方がとても暖かい視線と共感で出来ている、想像とは異なる人でした。GLAYのボーカルさんのように、ライブで数千,数万の観客相手に瞬発力でコミュニケーション力を発揮してきた人らしい、人の想いを掬い上げる稀有な能力と、心のこもった言葉の使い方に「あれ?キムタク、と適当に呼ぶ人じゃないんだ」と感じ、以降、木村くんと呼ぶように変わりました。

なぜ出会ったかとかは↓の記事をご参照下さい。
私が大好きな井上真樹夫さん繋がりでの出会いでした。


多分、twitterだけを見ている人は,私は熱烈なるキムタクファン、、、に見えたかもしれませんが、GLAYファンであるようなファンではないので、むしろ失礼があったら申し訳ないです。
一回目は「一回くらいは見るけど、忙しいからムリして見るようなら止めよう」と上から目線で斜に構えてチャンネルを合わせました。ごめんなさいm(_ _)m。木村くんのアクションシーンには期待していたから「無限の住人」には期待していても、スーパードクターという設定には不安だらけでした。ありがたいことに、それは良い方に期待に反して、木村くんが魂を入れた沖田先生も、浅野忠信さんが演ずる(ごめんなさい、有名な方だそうですが存じなかったです)壇上壮大先生も、同僚や先輩・後輩にいそうな医師でした。木村文乃さんのオペナースの動きと視線とは「ああ、こういう人と手術したい!」と思わせてくれて、気付いたら10話終了してしまいました。

東京都の医師会の後援がありましたが、医療への信頼に裏付けされたドラマでした。病気自体がもしかしたら、都合が良いような設定だったかもしれませんが、、、病院に来る人の病気は千差万別で,何が起こるか分からないので、私が心臓や脳外科の専門家でなかったのもありますが,病気の設定については特におおきな違和感はなかったです。でも、患者さんの不安から出てくる言葉や表情、それに向き合う医療スタッフの言葉や表情はスッと理解出来るものが出てくるので、頭の中の色々なものが見ていて整理されてきた感じでした。

twitterでのたくさんの人のRT&イイねをありがとうございました。


ドラマが始まる前に美容院に行って私は沖田先生のヘアスタイルを目指しました。相談の結果、冬にあんなに切ったら寒いですよ、、、ということで前髪だけ沖田先生に揃え、三ヶ月経つと私の髪型はすっかりGLAYのTERUちゃんに戻りました。同時進行でドラマの中の沖田先生の髪の毛も落ち着いてきました。

みんな不器用で、みんな,譲れない事をもちながら、そういう人が集まって世の中が成立しているのだという、まさにヒューマンドラマとしていったん締められました。「言わないと伝わらない」という普遍的なテーマが医療とは関係なく流れていました。ドラマ全体にも第2シーズンまたは映画に出来るくらい豊かな世界観が生まれたと思います。
先に安堂ロイドの映画化が望まれますが,是非ともアライフも続編を期待しています。



そして、木村拓哉くん、浅野さん、木村文乃さん、松山ケンイチさん、竹内結子さん、及川光博さん、菜々緒さんなどスタッフの皆さん、そして、植田博樹さん始め制作のスタッフの皆さま、心に芯をくれるような力強い作品をありがとうございました。




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about me: 坂出市立病院 産婦人科勤務
      (産婦人科医・外来のみ、H27年5月より)
      母乳外来も予約制で行っています。

2017年5月28日(日)に高松社会福祉総合センターで第二回目の四国母乳育児を学ぶ会を実施します。詳しくは↓




by Dr-bewithyou | 2017-03-19 23:17 | おまけ | Comments(0)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児(おっぱいライフ)の応援をしている産科医 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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