GLAY「SUMMERDELICS」 オリコン1位おめでとう!
2017年 07月 22日
「SUMMERDELICS」というサマーとサイケデリックとが合体した造語がアルバム名です。
1.シン・ゾンビ (Written & Composed by HISASHI)
太鼓の達人タイアップソング
2.微熱Ⓐgirlサマー (Written & Composed by HISASHI)
コンタクト専門店アイシティ 2015年夏のキャンペーンCMソング
3.XYZ (Written & Composed by TAKURO)
Red Bull Air Race Chiba 2017テーマソング
4.超音速デスティニー (Written & Composed by HISASHI)
テレビアニメ「クロムクロ」第2クールオープニングテーマ
5.ロングラン (Written & Composed by TAKURO)
北海道マラソンオフィシャルソング
6.the other end of the globe (Written by TERU/TAKURO Composed by TERU)
MBS/TBSドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」主題歌
レコチョク2017年7月TVCMタイアップソング
7.デストピア (Written & Composed by HISASHI)
テレビアニメ「クロムクロ」第1クールオープニングテーマ
8.HEROES (Written & Composed by TERU)
テレビ東京系アニメ『ダイヤのA -SECOND SEASON-』オープニングテーマ/テレビ神奈川 第97回全国高等学校野球選手権神奈川大会中継テーマソング
9.SUMMERDELICS (Written by TAKURO Composed by JIRO)
TBS系テレビ「王様のブランチ」2017年7月度エンディングテーマ
10.空が青空であるために (Written & Composed by TERU)
テレビ東京系アニメ「ダイヤのA -SECOND SEASON-」オープニングテーマ
11.Scoop (Written by TAKURO Composed by JIRO)
テレビ朝日系「お願いランキング」2016年1月度エンディングテーマ
12.聖者のいない町 (Written & Composed by TAKURO)
BSテレビ局ディーライフ2017年10月新ドラマエンディング曲
13.Supernova Express 2017 (Written & Composed by TAKURO)
北海道新幹線開業イメージソング
14.lifetime (Written & Composed by JIRO)
太鼓の達人タイアップソングということで、シングルの時からガラリと変身しました。こういう曲はコアなGLAYファンには「ジャイアントストロングスーパースター」という曲からずっと聞いてきたものですが、テレビだけでGLAYを見ている人にはもしかしたら新鮮かもしれません。ギターソロがケロヒサシによるあたり、突き抜けています。
シングルの時よりさらに爽やかさアップして聞こえます。可愛いラブソングなのはずだけど、ボーカルの裏メロディは自由自在です。音楽が好きなんだなと思える作品でもあります。
3.XYZ
これもシングルの時にあったシンプルさに、色々な音が重なって聞こえる印象です。シングルではアッパーテンポな曲なのにスピードを遅く感じていたのだけど,アルバムでは疾走してます。GLAYさんではボーカルは元ドラマーであることもあってリズムをタイトに刻む曲が多いのですが、例えば誘惑とSOUL LOVEとが同じBPMなのに、速さが異なって聞こえるような不思議なテンポ感覚が届く事があります。1分あたりの拍数だけでないところで速さを産むのがバンドマジックなのかもしれません。速さと広さとが楽しい曲です。
4.超音速デスティニー
この曲はシングルの時以上に、おどろおどろしさを入れ込んできました。夏らしくないとも言えるし,お化け屋敷や、真っ暗な夜空を見上げながら手持ちの花火を遊ぶシーンもまた夏の一シーンであります。アニメ主題歌なのだけど、掛け合いがあってライブで楽しいというライブ向きの曲として期待させてくれます。
5.ロングラン
6.the other end of the globe
7.デストピア
この曲は、データで買ったときに耳で聞いてすぐに歌詞も覚えました。アニメの主題歌としても世界観をつくっていますが、HISASHI曲らしい,哲学的な歌詞と、自由自在なギターとベースが素晴らしいです。
シングルの時は耳にうるさくて本当に聴いていない曲なのに、「え?好きだわ。この曲」と思いました。ベースの音が少し小さくなったのと、ギターの裏メロが聞こえる僅かな差で好きか嫌いかは別れるのだとしたら、嫌いだと思って避けているものの中にもほんの僅かなきっかけで好きになれるのだろうかと、生き方に関するヒントをくれました。間奏でパッヘルベルのカノン、、、かな?クラシック音楽をまとうのは、ライブではよくあることで、このバンドの音楽的興味の広さのひとつではないでしょうか。
9.SUMMERDELICS
シングルで発表されていないだけでなくて、音楽として珍しいものである印象です。昔だとフライドチキン&ビールとか、LEVEL DEVILとかの遊びに振り切れた曲になっただろうところが、少し大人になって音楽に踏みとどまった感じもします。変拍子も入れながら、コーラスも入れながら、大人の夏休み(宿題はないけど、短くて、暑さに負けかけながら、ワクワクだけは子どもの頃と変わらないのではないかしら)を表現してます。好きな曲です。
10.空が青空であるために
この曲もシングルと印象が変わっています。ギターが聞こえて,ベースが少し控えめです。GLAYはベースの音が素晴らしいです。大きな音にしなくてもはっきり聞こえるベースなので、このくらいのバランスが好きです。疲れるとボーカルやギターを背景にしながらベースの音だけに耳を傾けることもあるのでこのバランスはとてもありがたいです。
11.Scoop
12.聖者のいない町
ザラついて乾いた音なのに、しみこんでくるところはいかにもTAKUROくんです。ラブソングではない(と思われます,まだ歌詞は読んでないのです)、どちらかというと人生のある時をスケッチしたような感触に,つい耳を傾けてしまます。私は昔、ジャズを聴いていたけど、TAKUROくんのソロワークで提示してくるギターのジャズには興味がもてないままでいます。ただ、そういう機会に触れたであろうジャズ的なギターソロの音を聞くと、ソロワークは無駄でも寄り道でもなかったのだろうとも思えました。人生に答えはない。その都度自信を持って選べるか,諦められるかの経験の繰り返しであることそのものを認めてみるのはどう?という提案としても響いてきました。感動系ではない形で,何かを伝えるならばこの曲だ、、、というインタビューの言葉を頭に繰り返しながら,圧倒される感じも音楽体験として嬉しいです。
13.Supernova Express 2017
シングルの時より音が色々はいっててワクワクさアップです。銀河鉄道999のゴダイゴのあの名曲へのレスペクトに、メンバーの持つ北海道への愛とをあわせた世界で、光と風と空を浴びるような気持ちよさがあります。
14.lifetime