昭和16年12月8日

真珠湾攻撃を皮切りに、
今では第二次世界大戦と呼ばれている戦争に、
日本が踏み込んだ日です。
(かつては大東亜戦争と言う名前で呼ばれていたのはご存知の通りです)

学校では、明治時代からこっちの近代史は、
超特急であっという間に授業は終わってしまい、
何がなんだか分からないうちに、
マスコミの持論である「あの戦争は愚かだった」という、
レッテルを一緒に唱えることが平和への道だ、と、
随分と長いこと思っていました。



人と同じように考えることはとても簡単です。

でも、あの戦争が起きた当初、
マスコミの論調は、戦争すべし。と言う
実は信頼に足る根拠のないものだったと伺っています。

テレビで、アナウンサーの人やコメンテイターの人に、
ものすごい「正義」を匂わせる表情の人がいます。
実際に世の中をよくしたいと言う熱意はお持ちのようです。

じゃあ、火の粉を浴びて実際に政治や会社の経営をしている人たちが、
一歩一歩を築くために重ねている努力、
例えば情報収集だったり、難しい決断だったりをすること以上に、
その正義を感じさせる表情の人が世の中に、
なにかを生み出しているのでしょうか。
世の中の難しさや、進むべき方向が見えているのでしょうか。




赤ちゃんと暮らしていると、
情報収集も実は簡単ではないと思います。

でも、赤ちゃんとの暮らしは、
ママの本能や、直感を磨いてくれるチャンスでもあるのでしょうね。

テレビで言われているから正しい事ばかりではないことは、
恐らく感じていると思います。

そのなかで、本当に魂のある、そして、
たくさんの人を幸せにする決断はどれなのか、
一人一人がそれぞれの言葉で感じて、行動することに、
未来への、大事な一歩が生まれるチャンスを持つのではないか、と、
信じている私です。



寒い季節になりました。
どうか、全ての子供がぬくぬくと暖かい夜を迎えられますように。
母親と目を合わせる幸せを守られていますように。
Commented by くぅ at 2008-12-12 20:26 x
10月末に無事第一子を出産しました。妊娠中に先生のお話を聞いて、母乳育児に燃えていたので、退院前日から、5日間ミルクを足さないといけなくなった時は悔しくて仕方がありませんでした。出産してしばらくは授乳に時間がかかり、つらかったのですが、今では赤ちゃんが上手に乳首を探してくれて、楽になりました。私の乳房に小さな手を添えて、一生懸命おっぱいを飲む赤ちゃんを見ていると、何ともいえない優しい気持ちになります。楽しみながら母乳育児ができるのは、先生の分かりやすいお話、ミルクを足すことになり、落ち込んでいた私を励ましてくれた助産婦さん、家族の理解と協力、そして、おっぱいが出るまで待っていてくれた赤ちゃんのおかげだと感謝しています。今の気持ちを忘れずに、楽しいおっぱいライフを過ごしていきたいです。
Commented by Dr-bewithyou at 2008-12-14 11:29
くぅさま>
元気で優しい気持ちで過ごす暮らしをしているご報告を
ありがとうございます。

ミルクを足したことで、完全母乳でなくなったと感じて、
とても辛く感じたとのこと。赤ちゃん思いの気持ちが伝わります。

ミルクを足さなくてもすんだかもしれない。足さなかったら、
結局沢山のミルクを足すことになったかもしれない。。。
その判断は、いつもとても難しいです。

結果としてミルクを足した、と言う事実は残りましたが、
だからと言って、ママが
「ミルクを足さずに頑張りたいと思った気持ち」も、
同じように、しかも完全に残っていると思っていいのだ、と、
私は思っています。

何よりもくぅさまが、今、そのように沢山の感謝を持っている心が、
おっぱいライフから生まれたことは素敵ですね(^.^)

どうか、長くても3年の、一生の中では極短い時間の、
おっぱいライフを穏やかに楽しんで過ごすことが出来ますように。
by Dr-bewithyou | 2008-12-08 22:11 | 残したいもの | Comments(2)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児支援(おっぱいライフ応援)をしている産婦人科医・IBCLC 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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