何が正しいのか分からない。。。
おっぱいライフの間で、この疑問には何度かで会うことになるかと思います。
おそらく100年前の育児法というのは、とてもシンプルで、変化に富んではいなかったのではないでしょうか。貧しい農家の親子と、殿様やお金持ちの商人のところの御寮人さんとでは、産着の質やらお手伝いをしてくれる人の数は違ったでしょうけど、恐らくその地方地方で育児の方法と言うのはみんな同じようなものだったのではないかと想像されます。(調べてみたことはないのですが(^.^;))
今の時代の育児の難しさは、一つには試しきれないほどの情報を簡単に手にできてしまうことも関係しているようですよね。
ちょっと前まではミルクで育児が当たり前でした。
おばあちゃん世代の母乳だけで育児していた割合は2割前後に落ちていたことさえあります。
本当なら、自分が育てられたように我が子を育てると言うのが、哺乳類の普通の姿なのです。たとえば砥部動物園のピースや、ベルリン動物園のクヌートは、人間に育てられたために、人間が大好きで、人間が喜ぶことに敏感なシロクマに育ってしまってますよね。シロクマの母親に育てられたわけでないあの子たちは、自分のことを恐らく人間だと意識しているのではないかと思うことがあります。どんなに人間に愛されて大切に育てられても、シロクマとして育つことが出来なかったピースやクヌートが将来にきちんと親熊になれるかどうかはとても疑問です。
人間の子供の育児方法が混乱しているのは、この親子間で繰り返される育児の技術やそのための心の配り方に断絶が生まれたことにも大きな原因はあるかと思います。おばあちゃんの世代は、「母乳は野蛮で非科学的」だと言われて、ほとんどの人がひいばあちゃんの世代とは別の育児のし方を選ぶしかありませんでした。今また、おばあちゃんと同じ育児法では、母乳を出し続けることは難しい時代に突入してきたわけです。
自分が育てられた本能の底にある記憶と、おばあちゃんの暖かい目と、、、それが、今の時代には足りない部分になっているように思われます。
ネスレ(ネスカフェやミロで日本では有名ですが、実はコーヒー屋さんというよりは世界的な乳業会社さんで、現在の母乳代替品の商取引のための「国際規約」を生み出すような、強引でそして赤ちゃんの健康を考えないマーケティングを展開し始めた会社でもあります)の不買運動と言うのは母乳育児支援に携わる人は一度は聞いた事があるはずです。
同時に、そのネスレなどの生み出した、文化的でお洒落な育児法としてのミルクのイメージは多くは科学的な根拠のないものでした。たとえば「ミルクを飲むと頭の良い子に育つ」。。。と言うように。それは今では母乳で育った子の方が、脳の神経組織自体も発達が良いことが分かってきているのです。
情報を混乱させているものをまとめて見ると。。。
◇自分が育ててもらった体験が育児に繋がらない人が多い(ママはミルク育児。
自分は母乳育児希望。。。というように)
◇おばあちゃんは、母乳に対する知識と技術を持っているとは限らない
◇そのおばあちゃんたちの世代の情報は、乳業会社さんが
沢山のミルクを売るために科学的な根拠に乏しいものもあった
◇ミルクで育児していると赤ちゃんはあまり泣かないし、規則正しい生活が
出来るから、見た目は便利そうに見えてしまう
(残念ながら、本当に便利なのか、は長い目で見ると怪しいのだけど)
◇おっぱいで育てると、その子その子の個性で随分と違う生活になることも
。。。「これでいいの?」と、不安になるきっかけが少なくない
◇母乳で育てたかったけれども、ほとんどミルクで育てた先輩ママは、
おっぱいライフをしているあなたの姿に、羨ましさを感じているかも
◇乳業会社さんの情報はおっぱいが出ない方向に繋がるものが多い
。。。ただしとても親切でとても同情的なので、そうは見えないけれども
◇まだありそうですよね
(-_-;)、、、困ったなあ、と思う時のおすすめ図書は
などの本を、まず手に取ってみてはいかがでしょうか。
おっぱい支援の本も沢山あります。ただし、ミルク会社さんの宣伝がでかでかと載っている本はお勧めできません。また、その文章がどのような根拠で書かれているのか、誰が言っていることなのか、と言うことも、注意が要ります。
他にも良い本はあるかと思いますが(とくに英語には、素晴らしいものが沢山あります)、一生懸命に根拠のない内容を書いた本の通りにして苦労しているママも時々いらっしゃるのも事実です。
情報が沢山入る事は、決して悪い事じゃあないはずなのに、それに混乱するほどの情報は必要ないと言うことでもあるかと思います。
「何事も腹八分目」。。。なのでしょうね。
どんな情報よりも、ママが「?」と思うこと。赤ちゃんが「イヤ」と言うことに大切な気づきが含まれている事が多いです。
自分が変だと思うことは変なこと!。。。
育児中のママはそう思っても良いほど我が子のエキスパートなのです。
おっぱいライフまだまだ続くぞ!のお友達が言っていました。
「おっぱいライフから得たものは自信だった」と。
自分じゃあないとラチがあかないというのは時には、うっとおしく重く感じるかもしれません。人間なんだから、そんな日もあるハズ。
でも、疲れが取れたらまた「必要とされている」自分に気付く、、、それの繰り返しでおやこともに育って行く姿は、実は周りから見ていると結構感動的なんです。
どうか、笑顔で毎日を過ごすことが出来ますように。
自分と赤ちゃんを信じることが出来ますように。