物語をもつ
2010年 04月 29日
GLAYのリーダーは、新しいアルバムのためにギターソロをすでに196テイク弾いたのだとか。
十数秒の音の裏に、200回近いアプローチを隠しているサウンドが楽しみです。
私が妊婦検診を担当したお母さまはその「物語」と言う言葉を検診のときに耳にしたことがあるかもしれませんね。
お産は安全で安心であることは欠かせません。とはいえ、工業製品を生み出すわけではなくて80年前後の人生の始まりの物語であることもまた、大切にしたいて考えているのです。
あなたの大切な赤ちゃんが、いつか思春期のデリケートで傷つきやすい年頃になったときに、自分がが一番物事を知っている!と肩で風を切りながら感情に任せて
「お母さん、どうして私を産んだのよ。生きていてもちっともいいことなんかないじゃない(`皿´)。生まれなかったらこんなにつらい思いはしなかったのに!」
と、叫ぶかもしれません。
お母さんは娘や息子の代わりに苦しんで上げられません。
でも、そこまでにたくさんの物語を紡いでおいてあげることはできます。
え?物語?
、、、これは臨床心理心理士で箱庭療法に多くの研究を残されたユング学派の河合隼男(かわいはやお)さんとか「赤毛のアン」とか禅のお坊さんの言葉を始めとした様々な本を読み、自分の人生を生きてくるなかで私が育ててきた世界観です。
そうやってあまりに長い時間を背景に持つから、説明がわかりにくかったらごめんなさいね。
物語を子どもは愛します。それはもちろんセンダックやミヒャエル=エンデ、ハリーポッターの物語もですが、自分自身の物語はもっと大好きです。
そこには、ママやパパがどんなに自分を慈しんでくれたかが紡ぎこまれています。ママもただノホホンと生きていたのではなくてつらい時間を乗り越えたことがある「気配」を言葉にしないながらに感じる機会にもなります。
だから自分の物語を聞いたり感じたりして育った子は、同情や共感を受け取るアンテナに「勇気」や「慰め」もひっかける力を知らず知らずに蓄えていくのではないでしょうか。
子どもだけでなくて、親にも物語は困った時の、勇気や慰めになることもあるもの(^-^)/。
GLAYのリーダーのギターソロの196テイクのうち195テイクはボツになります。
でも、195テイクが物語(もはや、伝説?)となって音楽に深みを与えるだろうと、今から新しいアルバムが楽しみです。
おっぱいライフは泣き笑いの宝庫、言い換えれば物語の宝庫(=^▽^=)といえますよね。
例え、言葉にして語らなくても、ね('-^*)/
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おしらせ:
平成22年4月から活動拠点を松山市から
香川県高松市に移動しましたm(_ _)m
同じ思いでお産を見守る助産師さんとの出会いも
あったらステキだなあ、と思っております。
すてきな言葉 ありがとうございます。
正直 おっぱいがこんなに大変なものとは思いませんでした。
でも この言葉を繰り返して がんばります!!
いつか 振り返る時は来ますもんね・・・
おひさしぶりです(*^^*)
アレルギーは、治療や医師の解釈もいろいろあって、
混乱しますよね。
愛媛県もそうですが、アレルギー専門の先生が、
アレルギーミルクの信奉者で
母乳をあまりに軽く扱うことが多いのも問題を難しくしています。
アレルギーも重症のものから、ごく軽症のものもあり、
情報も民間治療のものなどを入れたら星の数ほどありますよね。
→のライフログの「食物アレルギー診療ガイドライン (2005)」は
分かりやすくアレルギーの説明をしてくれています。
米国小児科学会やユニセフなどが、長く母乳をあげることを
提唱しているのは、
ひとつには母乳が不必要なアレルギー反応を制御するのに
役にたっているであろうと言う
さまざまな研究データが もとになっていることを考えると、
母乳のおかげで、これだけ軽くすんでいると思っていいことは、
間違いありません。
情報の嵐の中で、母が「?」と思うことは、
後になってやっぱり違っていた、と言うことはあるかと思います。
どうか、今までの育児を信じて過ごされることをねがっております。
おっぱいライフ、、、ときに、とんでもなく大変ですよねえ。
ただ、それはおっぱいが大変なのか、
育児そのものが大変なのか、区別はきっと難しいことでしょうけど。
> 思い通りに行かない日々は 優しさを忘れた自分がいる
これは私がIDにいただいた名前である
BE WITH YOUと言う歌の歌詞です。(BY TAKURO)
笑顔で、楽しくて、嬉しくて、、、でも、
混乱して、イライラして、赤ちゃんに泣かれて途方に暮れる。
その何もかもが出現するおっぱいライフは、
それぞれのひとに必要な時間をくれているのだと私は、言います。
もしかして夢に過ぎるように伝わるときもあるかもしれません。
でもそれは、一年後、二年後にとてもしっかりした信頼で
結ばれた親子をたくさん見てきて、
ママたちに教えられたことでもあります。
唯一無二の物語を紡いで行ってくださいね。いつか未来の、
笑い話になるものも、きっとあるはずですから(*^^*)
お忙しいところ申し訳ありませんが一つ教えてください。
乳口炎が長引き 血がにじむような箇所があります。
産院でデキサルチン口腔用をだしてくれました。
ラップは不要と言われましたが どうでしょうか。
ステロイド剤とあったのも気になったのですが・・・
卒乳から、もどっちゃいましたか。
娘ちゃんは、おっぱいは赤ちゃんのもの、と、
自立を試みて、そして、
それはちょっと早すぎたと、気付いたのでしょうか。
感想を聞いてみたいですね。
もしかしたら卒乳より乳腺炎の方が先で、
おっぱいがしょっぱくて、ちょっと飲むのを控えていた、、、
そう言うこともあり得るなあ、とも、思ったりしましたが。
いずれにしても、出戻り(?)娘とよく話し合って、
卒乳の時期を決めて行ってくださいね♪
やられちゃいましたねえ。これでまた物語が増えましたね。
乳口炎、痛いですよねえ。(危うくコメントを見落とすところでした)
デキサルチン軟膏は口内炎の薬なので、
赤ちゃんの口に入っても刺激がないのは安心です。
ラップ療法は症状が強い時により効果的です。
少しの痛みなら外用薬を塗るだけで楽になります。
ただし何よりのお薬は適切なポジショニングとラッチオンです。
赤ちゃんが、うつむき加減になっていませんか?
赤ちゃんのからだがねじれていませんか?
ちょっと前のベストポジションは背が伸びて、体重が重くなると、
ベストからずれて行くことが少なくないようです。
赤ちゃんの鼻の高さに乳首が来るように、
そしておっぱいに下顎が埋もれるくらいに
引き寄せて授乳する感じです。
くわえた時、赤ちゃんを二三センチずつ動かして、
一番痛くないところを探して行くのも、ゆっくり効果が出ます。
お大事になさってくださいませ。
では お薬続けて早く治したいと思います。
ポジショニング ラッチオンは以前のメールで先生にご指摘いただいたので 早速 助産師さんに来ていただき 指導していただきました!!
まだ試行錯誤ですが 前より痛みはなく 飲み終えた後 潰れていることも少なくなりました。
先生や色々な方にご指導いただいて おっぱいライフが安定に向かっている気がします。
また何かありましたらお願いします。
切羽詰まった辛さが少しずつ軽くなってきているようで
安心しました。
抱き方に気をつけたら、乳腺炎が早く治ることを、
少しでもたくさんの支援スタッフ(特に医師)に、
知ってもらうことって、とても大切ですね。
どうやって知ってもらうのか、
これからも気にかけて行きたいと思います。
アレルギーは、本当に悩ましいですよね。
でも、それだけに、母親が「?」と感じる方法は、
鵜呑みにせずによく観察しながら採用して行くことも大切かと、
思います。
やっぱりママがいちばん、赤ちゃんのことを、
長い時間かけて見詰めているのですから。
今まで、健康に育てているのですから。
そして、母乳は赤ちゃんの免疫の応援の力を持っているのです。
(母乳を目の敵にするアレルギーの先生が、
母乳の利点、そして、親子に大切なものだということに、
もう少しだけでも目を向けてくれたら、と、願っていますが、、、
これは本当に難しいです。母乳の情報があまりに少ないのも、
ひとつの原因かもしれませんね)
いろんな意見がある病気というのは、結局、最終的な、
一番正しい答えのない病気でもあります。
めげないで、ゆっくり赤ちゃんのスピードで歩んで行けますように。
、、お逢いしてお話できないのが残念です。
お返事が遅くなって、お役たてませんでしたねm(_ _)m
連休、あまりにバタバタしていてようやく時間がとれました。
ピルの処方は、基本的に平日のみで、取り扱っているかと思います。
連休などで途切れないように、貰った時に、次のピルを
はじめる日にちを確認して1シートとか2シートとか、余分に、
貰っておくのも、矢野産婦人科では可能であるはずです。
飲み始めが遅れた場合、最初一週間が排卵の可能性が高いので、
コンドームなどの他の避妊法も併用することをお勧めします。
(全然間に合わないお返事で失礼しました)
鍵コメさまの物語も丁寧に素晴らしい足跡を刻んできましたよね。