ミルクの支援よりも効果的に子供の健康を守るには
2010年 05月 14日
日本人シスターの活躍について
Excite エキサイト : 社会ニュースで取り上げられていました。
異国の地で親子のためにがんばるバイタリティには、
頭が下がります。
ただ、母親の栄養状態が悪くて母乳が出ないとお考えになっていたり、
ミルクが赤ちゃんの健康を守ると信じてらっしゃっていたりすることから、
残念なことに、このシスターが母乳に関する知識を
おもちでないようです。それはテレビでレポートを観た時に感じました。
(産後の母子分離なども行っていたように記憶しています)
せっかくの彼女の熱意が、より効果的になるには、
ミルクの支援よりは、
母乳育児のスキルや知識の啓蒙がより効果的なのだと、
お伝えできないのがもどかしい思いです。
ミルクで育つ子供を、母乳で育てるように支援することで、
全世界で1年間に
100万人レベルの赤ちゃんの命を守ることが出来るのです。
http://www.bonyuikuji.net/
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おしらせ:
平成22年4月から活動拠点を松山市から
香川県高松市に移動しましたm(_ _)m
同じ思いでお産を見守る助産師さんとの出会いも
あったらステキだなあ、と思っております。
なんとももどかしいですね。
母乳育児支援の情報をお伝えできたらいいですね。
残念ながらこの方のHPからはメールを送れないようですが・・・。
入院中に人工乳で育った子は
その後どうなるのでしょう。
継続的に寄付が行き渡っているのでしょうか。
とても気になります。
母乳では子供が病気になってしまう、と言う思い込みを、
支援者、、、それも情熱を持って真剣に働く支援者が、
持っているというのは、
母乳の大切さを学ぶ機会も失わせていないだろうか、とも、
気にかかりますね。
人工乳を退院してから、飲むための費用も必要だからと、
寄付を募っているのだとすると、痛ましい気持ちになります。
私も先日、曽野綾子さんが上記のシスターと同じようなことを新聞に書いて(マダガスカルでの支援のことも載っていたので同一の支援にかかわっていたのでしょうか)いるのを見て、残念に思いました。母乳が出なければ子の生命にかかわり、ミルクは十分に供給されておらず、ミルクに使う水の問題もあるという発言で、一般論としてはそう言うしかないのかもしれませんが、ミルクの供給を言うよりも、母乳を出るようにする支援体制も必要だと言って欲しかったなあ~と。。私も曽野綾子さんに手紙を出したい気持ちでしたので、思わずこちらでコメントしてしまいました。
コメントをありがとうございますm(_ _)m
連絡方法のひとつを教えてくださってありがとうございます。
見ず知らずの人間から、
その大学院の先生に伝言を、、、なんて手間を
お願いしていいのか、ちょっと悩む人見知りでお恥ずかしい。。。
それでも繋がる手段を教えていただけたことは貴重です。
検討させていただきます(*^^*)
いつものご訪問と、コメントをありがとうございます(*^_^*)
曾野綾子さんというと、昔むかしに、
新聞小説「神の汚れた手」で、
産婦人科を題材にした小説を書かれた作家さんですよね。
(私は、毎日その小説の続きを
待っていたのを覚えています。内容は忘れたのだけど、、、)
その方でさえ母乳のことを御存じなく、ミルクを、
いかに沢山上げられるか、が、マダガスカルを救うと、
お考えなのですね。
人間も哺乳動物なのに、どうしてこんなに母乳のことが、
ブラックボックスになってしまったのでしょう。
こつこつと諦めずに伝え続けることの大切さを改めて
痛感しました。
応援、ありがとうございます。
母乳で育てたいけれども一人目は思うようにならなかったのですね。
大変でしたね。
それでもやっぱり母乳で育てたいとのこと。
その貴重な思いをくみ取るためには、
可能なら生まれてすぐから母子同室の出来る施設での分娩が、
より安心かと思います。
陥没乳頭は、発展途上の発育中の乳首なので、
乳首が成長するのを待つのに、
お近くのラレーチェリーグ(母乳育児支援のボランティア団体)の
リーダーさん(「だれでも出来る母乳育児」はいい本です)や、
IBCLC(国際認定ラクテーション・コンサルタント)などと、
連絡を取ってみるのはいかがでしょうか?
IBCLC、現在は全国で600名を超えました。
ただし四国にはまだ7名。。。と地域差はあるのですが。
母乳で赤ちゃんを育てたいという、
優しい思いを実現するために、協力してくれる人を、
今から見つけておくのも、ひとつの力になるかと思います。