妊婦のインフルエンザワクチンの安全性に関する論文(NEJM)
2013年 01月 24日
医療関係者ならばわかる医学雑誌の一つからの
情報メモです。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1207210
(英語:パソコン、スマートフォンのみアクセスできるかもしれません)
2009年にパンデミック(大流行)の起きたときと、
状況を確認したものとのことです。
(と私は読んだのですが、間違えていたら教えてください)
ノルウェーでの研究です。
RESULTS
There were 117,347 eligible pregnancies in Norway from 2009 through 2010. Fetal mortality was 4.9 deaths per 1000 births. During the pandemic, 54% of pregnant women in their second or third trimester were vaccinated. Vaccination during pregnancy substantially reduced the risk of an influenza diagnosis (adjusted hazard ratio, 0.30; 95% confidence interval [CI], 0.25 to 0.34). Among pregnant women with a clinical diagnosis of influenza, the risk of fetal death was increased (adjusted hazard ratio, 1.91; 95% CI, 1.07 to 3.41). The risk of fetal death was reduced with vaccination during pregnancy, although this reduction was not significant (adjusted hazard ratio, 0.88; 95% CI, 0.66 to 1.17).
とのことで、結果は、
ワクチンを打ったことで,インフルエンザに罹る妊婦が減り、
赤ちゃんの胎内死亡が減る傾向があった、というデータです。
妊娠しているからワクチンを打たない、、、
という判断をするのは妊婦さんのみならず、
医師でもそのような判断をする人もいらっしゃるかと思います。
改めて、妊婦さんというのは、
インフルエンザのハイリスクグループであること。
ワクチンは、副作用よりも重大な問題を起こす
病気自体と闘うための効果的な対策であること、を
意識した記事でした。
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平成24年4月からは、小豆島で、分娩に関わっていきます。
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あったらステキだなあ、と思っております。
目標は「母乳育児支援を学ぶ会in四国第2回」。
まだまだ、道のりは遠いですが一緒に実現してくれる
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