赤ちゃんを母乳育児する時に母乳が作られる仕組み(イラスト)
2013年 06月 26日
上の説明図は以前のブログでご紹介したものです。
http://smilehug.exblog.jp/18580750/
(赤ちゃんの図は http://kids.wanpug.com/top_baby.htmlを利用させていただきました。
その他はWordのクリップアートです。)
最近、実際のお母さまの説明に使い始めての感想です。
工場の製造シーンが見つからなかったのですが、
「ここで作っている」という印象が薄かったので、
上の図に「母乳工場」の4文字を付け足しました。
それをカラーで印刷して、LLL(ラ・レーチェ・リーグ)の
インフォメーションシート:
→http://www.llljapan.org/index.shtmlの「図書」にて販売中
と一緒に、外来で胎児心拍モニター(臨月のお母さんのモニターで
赤ちゃんの心拍と子宮収縮が解るもの)のコーナーに
おきはじめました。
実際に手にとってもらうと、まだ文字が多い印象です。
オキシトシンは「出荷部長」ですが、同時に
「福利厚生部長」でもある、、、と言うのを
入れたいけれども入れると解りにくくなりそうで様子見です。
でも、言葉で、母乳が作られる仕組みを話すよりも、
おかあさん達のうなずく回数は増えたようにも感じます。
少しは伝わりやすくなっていると良いのですが。
こういう図を使って伝えたいのは、注意点はいくつか有るけど、
産後の身体に育児する身体と変わるスイッチを入れるのは
難しくないのよ、ということ。
「ほとんどの人で、産後早期に
母乳工場にスイッチを入れれば、
母乳は作られ始めます。
決して難しい事ではないのです」と言うことになります。
が、、、
作っている仕組みそもものが単純ではないから、
自分の身体で、産後に何が起きるかを理解するのに、
もしかしたら時間が必要な人がいらっしゃるかもしれません。
もうしばらく、お母さまの反応や、
質問に注意して行きたいと思います。
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平成24年4月からは、小豆島で、分娩に関わっていきます。
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