妊娠が分かってからの禁煙よりも、禁煙してからの妊娠を!

こどもと化学物質との関係を知るための環境省のプロジェクトとして、
「エコチル調査」というのがあるそうです。
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/index.html

2011年にスタートして、登録したお子さん達が13歳になるまでに
どのような影響があるかを調べるのだとか。



昨年の秋に、調査の進捗状況についての説明の
シンポジウムがあったとのことですが、
その時に発表された結果がこれです。
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/action/index.html
(↑コピーしてURLに飛んでください)

そのうちの

ここに示されていることの中の17-20ページに
妊婦の喫煙・お酒・パートナーの喫煙・薬剤使用に
ついての情報があります。

  こういうもの、ということで縮小して載せています。
  実際にサイトに行くと見やすいサイズのものが
  ありますので、そちらでご覧下さい。
d0063558_16391412.png
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ここで示されていることは、
25歳未満の妊婦さんのうち1割弱の人が
妊娠が分かったあとでも喫煙していることです。

さらに、夫の65%が妻が妊娠していても禁煙していない、
というデータなのです。

妊娠中に、病院から処方された薬も赤ちゃんに影響しそうで
心配で飲まないのだけど、
薬より明らかに害がはっきりしている喫煙を
止めようとすらしていない人もいらっしゃいます。

つまり、赤ちゃんに害のある煙草を続けているのです。
煙草より安全な薬の何が心配なのか、
理解しにくいようなお母さまも時々いらっしゃいます。

しみじみ煙草は薬物中毒なのだと思います。
中毒だから、止めるのが大変なのです。

また、妻が妊娠しても禁煙しない夫が多いのも
衝撃的な結果の一つだと思いました。

これから先、お子さんにどのような影響として現れるかを
調査していく研究のようです。


離乳食や、不安の感じ方に関するデータも
興味深いものがありました。




元の話題に戻ります。喫煙に関しては、、、
これから妊娠の可能性の有る女性も男性も、
健康なお子さんを生み、育てるためには
妊娠が分かる前に禁煙を終了させて、
煙草がなくても気持ちよく生活出来る身体を
作っておく事が望ましいのをお忘れなく。


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by Dr-bewithyou | 2014-02-04 20:28 | 情報メモ | Comments(0)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児支援(おっぱいライフ応援)をしている産婦人科医・IBCLC 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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