ドラマ「家族狩り」に出演の井上真樹夫さん

こちらも、オマケ記事です。文末のMore以下をご覧下さい。

母乳育児支援を楽しみにいらっしゃった方は
またのお越しをお待ちしています。
とりあえず↓の記事とか、いかがでしょうか?

先日の松山の母乳育児支援の講演では
リクエストもあったので出来るだけ話題に触れるようにして、
会場からの質問にも有ったのが「白斑」のことでした。

白斑もポジショニングとラッチオンの改善で解消する事、
ステロイドなどの入った軟膏は授乳期間を短縮する
可能性が有ることを説明させて貰いました。


助産雑誌2013年1月号の図の解説を添えると、
もっと、わかりやすかったかもしれません。
以前、うちのブログでも扱っていますので、
そちらもご参照ください。

さて、今日のオマケ記事はMoreのあとに書いてます。


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目標は「母乳育児支援を学ぶ会in四国第2回」。 まだまだ、道のりは遠いですが一緒に実現してくれる 仲間を募集しています




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「家族狩り」

これは、もしかしたら妊娠中、授乳中の人がミステリーやサスペンスが好きならばともかくそうではない人があえてその時期に読む小説でもなく、見るテレビでもないかもしれません。
ただ誰もが家族を構成する一人である事がほとんどだし、これから新しい家族を作る可能性を持った人である事は譲れない事実です。また社会の多くの問題も「家族」にもっと頑張って貰えれば解決するように思われているのもよく見聞きすることではないでしょうか。
家族そのものが危うい存在になっているというのに、そこに問題解決を引き受ける力があるかどうかは疑わしい。。。というのは天童さんの文庫本の第一巻の受け売りです。(まだ一巻しか読んでいません)


ここで語りたいのは、物語のストーリーでも、事件の犯人の推測でもなく、家族の抱えた問題でもなく、そのうちの1人の登場人物を演じた俳優さんのことです。その方は、子どもたちが生きる世の中がより善い物であって欲しい、一人一人の子供が幸せに元気に育って欲しいと願い続けている人でも有ります。


作中では主人公 氷崎游子の父であり、徘徊癖のあるアルツハイマー病の老人 氷崎清太郎を演じる井上真樹夫さんです。宇宙海賊キャプテン・ハーロックとか、ルパン三世の石川五右ヱ門とか、ガンダムのスレッガーさんの声優さんと言うと「あぁ、あの人!」とピンとくる方も多いのではないでしょうか。

7月4日のドラマで、井上さんが出演したことをきっかけに、私が昨年末に書いた井上さんのSPEC出演の際に書いた記事にもお客様が沢山いらっしゃったみたいですアクセス急上昇でした。

あまりの迫真の演技にtwitterなどでも「井上真樹夫がぼけちゃった」、、、みたいな感想も散見しました。井上さん、さすがです。もちろん正気だから演技できるんですってば(≧▽≦)

ハーロックの声を、昨年、3DCGで映画化したときに若い売れっ子らしい俳優さんが当てていました。私は映画も見てませんが、プロモーションのビデオを見ていると頑張っていらっしゃるので申し訳ないのですが、声を出そうとしているムリさばかりが私の耳にはつきました。
EndlessOdyssey(EO)で、声を演じた山寺さんの演技は重厚でカッコイイハーロックを生み出しました。

SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK ~The Endless Odyssey~1st Voyage はきだめのブルース [DVD]

山寺宏一,関智一,佐久間レイ,野沢那智/バップ

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でも、井上さんのハーロックはお腹に染みこむ迫力のある声もありますが、基本、それほど低い声ではありません。私の耳にはむしろ少し鼻が詰まったような柔らかさのある声に聞こえています。つまり彼の声の生み出す迫力も魅力も、声の周波数や大きさではないように感じているものです。

その登場人物に怖いほどの迫力を感じるときも、物事に対してハーロックの雑な性格が見えるときも、大切な友達を懐かしんで悲しみを抱えているときも、いつも何か大きな存在としてハーロックや私達ファンの側に寄り添う力となって一歩離れて見守ってくれる温かみがありました。その後の私の人生でも困ったことがあるときに「ハーロックさん、あなたならばどうするの?」と問いかけ続けるような力でもありました。


井上さんという声優さんは私が子どもの頃大好きだったハーロックをとても大切になさってくれていて驚いたものです。昨年、たまたまtwitterでお話しできたときもハーロックの台詞ばかりか、挿入歌の歌詞も覚えてくれていたのですから。

35年前のアニメの台詞も歌詞も、私達、熱烈なファンが記憶していても当然ですが、他にも沢山の役を演じた声優さんが、そういうものを丁寧に記憶なさっているというのはハーロックを大切に思えばこそなのだろうと感じたものです。残念ながら今の彼はネット上には存在なさっていないようです。


多くの役者さんは、役になりきることで観客を魅了します。井上さんの場合は役になりきると言うよりも、ご自身をその役が動きやすいように提供しているような印象があるのです。ご自身自体を提供しているけれども、同時にその役に対して、思いやりと冷徹な観察眼をもって見守る瞬間もある、、、と言う感じがするのです。
その寄り添う感じはこのドラマでも健在です。

家族狩りがこの後、どのような展開をするのかは分かりませんし、今の所、私は原作の一部分しか読んでいないので犯人も知りません。
そんな未知の世界のドラマの中で沢山の悲劇・悲惨の中の一つの悲劇として登場しているアルツハイマー病の老人を演じる井上さんのリアリティは、不思議に透明な優しさと温かさでくるまれているように見えました。それはずっと顔を出すこともなく「ハーロックの」であり「五右ヱ門の」である声を届けてきた声優さんの、俳優としての新しい挑戦を見つめるファンだから感じる物なのかもしれませんが。

もしかしたら彼のあの温かさを厳しい場面の続く物語が求めたのではないかと、密かに思っているものです。彼の役者としての能力と人としての温かさを、こうやって安堂ロイドに続いて見せてくださる機会を作ってくれた制作者の皆さんに感謝しています。




最後に一言(*^o^*)
twitterに井上さんがいらっしゃったとき、彼は赤ちゃんを元気に安全に育てる事に対して共感と興味を持って下さって、母乳育児に関してうちのブログに記事を投稿すると、度々、RTして応援して下さっていました。

井上さんのお陰で、このブログの読者はアニメファン層にも広がったのか、読者数が増えました。誰もが、家族や友人の所に赤ちゃんを迎える可能性が有ります。その時に、赤ちゃんが安心して暮らせる世界の一つに、母乳を飲む権利が守られることも含まれていて欲しい、と思います。医学的や社会的な事情で母乳を飲めない子もいますが、そのような子も、災害時に母乳を飲む子が多ければ優先的にミルクを得ることが出来ます。

どの子も、健康に安心して育つ世の中。そして、その健康に育つ子供の親である幸せが当たり前なものである世の中にしていく事は、今を生きる私達に任された責任でも有るかもしれません。

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by Dr-bewithyou | 2014-07-08 17:38 | おまけ | Comments(0)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児支援(おっぱいライフ応援)をしている産婦人科医・IBCLC 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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