「身体能力を高める『和の所作』」:安田 登

身体能力を高める「和の所作」 (ちくま文庫)

安田 登/筑摩書房


これは母乳育児には関係なさそうですが、
私が長く立っていても疲れにくくなる情報をくれた本、
、、と言うことでご紹介します。

オマケ記事に近いと思ってください。


足元が怪しくなくても色んな場所で転ぶ特技を私は持っています。
水泳をやっていた時代にはすこし減っていたのに、
最近、また転び始めました。
子どもの頃のように膝小僧を擦りむくほどのは少ないのですが。

そんな時にこの本を本屋さんで、たまたま見つけました。
タイトルの単語一つ一つに力、、、感じませんか?

能の先生が著者なのですが、「大腰筋」を鍛える。と、
いきなりの解剖学用語が出現するのは、
この安田さんと言う方が、ロルフィングというアメリカの
体の使い方に関するワークショップで学んだものが
基本になっているからのようです。

能楽師が身体を鍛えるための稽古と解剖学とが出会った、
歩き方の考察、、、という読むだけでも興味深い本でした。
書いてあるようなトレーニングをしてみると、
確かに立ったり歩いたりしても疲れにくくなったのは有り難いです。


ちなみに、私は転びにくかった水泳をやっていた時代も、
もの凄く遅いスイマーでした。
それは、深層筋である大腰筋を使わずに、やたらと表層筋を使う
手足の動きにもあったのだと気づくきっかけにもなりました。

(残念ながら、最近は泳いでいないので、
その気づきが正しいかどうか確認するしていません)

動くための筋肉と、その動きを邪魔する筋肉がある、
というのは、筋肉が伸びることと縮むことで役立つ事より
分かりやすい説明でした。

呼吸が速くなって息苦しいときの説明がわかりやすかったです。
(お産などで不安や痛みに出会うと人は自然に呼吸が速くなります)

そこでの説明は胸を広げる筋肉と、
胸を縮こまらせる筋肉を同時に使っているため、
必要以上に胸を広げる筋肉の力が必要になるため、
浅い呼吸になる、、、、というような説明でした。

押すことと引くこととを同時にしていれば疲れて当然だ
と言うわけです。


その無駄な力を使わないようにどうやって身体を使うか、
についての説明を分かりやすく丁寧に語っていました。

ハウツー本であり、刀を二本常に帯刀して歩いていた
武士が能などにより筋力を鍛えていたという歴史の上の
小ネタ満載の本で、自分の身体の動きを
こまかく検討するのは楽しかったです。

力を楽に出すためにはその力を邪魔する筋肉を使わない。。。
というのはとても分かりやすいコツだと思いました。

ただし、効果が出てきたなあと思うまでに
半年の時間がかかったので、
お薦めするというよりも「ちょっと出来ました!」と
自慢している、、、だけに過ぎないかもしれません(^◇^;)が。


疲れないのと、もう一つ。ウエストのくびれが、
自分に分かるくらい少しだけ戻ってきました。
体重は、、、訊かないでください(≧▽≦)

体を上手く使ってオリンピックに出場するような動きが
出来るようになる人は一握りの人ですが、
身体を上手く使って、ちょっとだけ楽に歩けるようになるのは、
時間さえかければ誰にでも出来る事なのだという
些細なことが嬉しく感じるきっかけになった本でした。

d0063558_18023770.jpg
オリーブ公園のハーブ園。
植物が好きな人には規模は小さいですがオススメ。


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by Dr-bewithyou | 2014-10-14 18:04 | 本の紹介 | Comments(0)

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