うちのブログでも
の記事等で紹介している授乳姿勢ですが、
この図だと、時々、「ちょっと難しいわ」とか、
「よく分からないわ」というご指摘を受けています。
そこの説明が分かりやすい記事がありましたので紹介します。
英語のサイトですが、授乳姿勢のイラストが分かりやすいです。
リンクしたのは、アメリカNYで活動している
母乳育児支援のNPOのサイトからの情報です。
Some Ins and Outs of Laid-Back Breastfeeding
https://breastfeedingusa.org/content/article/some-ins-and-outs-laid-back-breastfeeding
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By Nancy Mohrbacher, IBCLC, FILCA
リクライニング法(LAID BACK BREAST-FEEDING法)が難しい時、
実際に目の前で様子を見させていただくと、
お母さんが背中を起こしすぎていることが多いようです。
母親は、楽に感じられるくらいごろんと横になります。
少しばかり頭が上がるくらい(15-20°くらいのことも)だと、
赤ちゃんが蹴り上がりすぎて、頭が母親の肩を越えて、
下がりすぎることも予防できて安全です。
赤ちゃんの頭が下がりすぎると呼吸が難しくなるので、
産まれてからすぐの時期には、
赤ちゃんが呼吸しやすいような母親の姿勢も気をつけます。
この授乳姿勢は、赤ちゃんの体重と、
原始反射と言われる生まれ持った一連の反射を利用します。
コルソンについては、以下の当ブログの記事をご参照下さい。
もう一つ、難しいなと感じる理由の1つに、私の観察で
気づいたことなので、一般論ではないのですが、
頑張るのが母親ではなくて赤ちゃんであることの、
パラダイム転換が難しい人も少ないように思われます。
お母さんの役割は、赤ちゃんが落ちないように気をつける事、
窒息していないか見つめて安全を守る事、
楽な姿勢を堂々と探す事になります。
一方で、赤ちゃんは匂いや色、手や足の触覚で、
気になる方、気になる方に向かいながら、
毎回毎回の授乳が練習になって、飲み方を覚えていきます。
五感を全開にしておっぱいに辿り着く能力を、
あの方達は生まれながらに持っている事が、
近年、様々な研究からドンドン明らかになってきています。
今までの授乳法の説明では、お母さんが達成するのが目的でしたが、
リクライニング法では赤ちゃんが学んで経験を積んで、
おっぱいのみの達人になっていくのを母親が見守るような
授乳姿勢を目指していると言えるかもしれません。
興味のある方はColsonのDVD
と言う名前のDVDを個人輸入なさることもできます。
↓がテキストです。
大抵の部分はかなり読みやすい本です。
↑内海ダムの上流と下流です。湛水(たんすい)試験がようやく完了のようです。
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