赤ちゃんが固形物を食べるようになる道筋で知っておくと役に立つこと

IBCLCのお友だちである看護師さんが某所に書いていた文章が
分かりやすかったのでお借りしてきました。

日本の多くの施設や、乳児検診での栄養士さんが行う
「離乳食」の考え方や、方法の中には、
赤ちゃんの身体の仕組みを考えると「あれれ?」と
思うものが少なくありません。

WHOのサイトで

「Complementary feeding」←補完食と訳します。

を検索するとでてくる
http://www.who.int/nutrition/publications/infantfeeding/WHO_NHD_00.1/en/
(↑コピペしてください)
には日本語訳もあります。


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( ごめんなさい、JALCでの販売は現在行っていません。
このような表紙だという見本の画像です。)


以下の、解説が友人の書いたものです(^o^)/

☆補完食について☆

20年ほど前には、離乳準備として、3か月くらいから、薄めた果汁やスープを赤ちゃんにあげるように指導されていました。


現在は、さまざまの研究より、半年までは、母乳や人工乳以外のものは必要がないとされています。そして、今は、離乳食ではなく、補完食(英語ではsolid food,固形食 Complementary food)といい、赤ちゃん用に特別に作る必要はなく、柔らかい薄味の家庭料理を取り分けてあげるといったような感じで赤ちゃんに合わせながらゆっくり進めてください。 


柔らかさはスプーンからぼてっと落ちるくらい(イメージはケーキの生地でしょうか)、硬さは乳首の硬さくらい。食器は消毒の必要はなく、大人と同じようにきれいに洗ってあるものであればいいでしょう。このぐらいの時期であればあちこちのものをさわって口に入れているはずなので。


そして、よくあることですが、炭水化物のみで、アレルギーを気にしてタンパク質をなかなかあげないことがありますが、恐れずにあげてください。


また、どんどん赤ちゃんの活動量も増えエネルギーが必要となってきますので、この補完食でエネルギーも補っていきます。


この時期、体重が増えないからといって人工乳を与える、または量を増やすよりは、補完食を工夫して (回数を増やしたり、内容の検討など) いくほうがいいかもしれません。


母乳に関しては特に制限はなく欲しがるだけあげてください。

また、お母さんや家族の方がベジタリアンの場合は、出来れば栄養に関しての専門家などに相談した方がいいかもしれませんね。大人は大丈夫でも、赤ちゃんには、たんぱく質や他の栄養素も必要なのです。宗教上などいろいろ難しい問題はありますが。。。


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四国でIBCLCに認定されるための継続教育単位の出る学習会の第1回目は宇多津で無事に終了しました。
興味のある方で参加出来なかった皆さまのために、2回目も設定できるよう準備していきたいと思います。

by Dr-bewithyou | 2015-11-16 21:42 | 赤ちゃんの能力 | Comments(0)

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