厚労省のアンケート結果「早期新生児期における早期母子接触及び栄養管理の状況」

厚労省の情報についての情報メモです。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000106887.html


簡略版
 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/kanryakuban.pdf

全体版
 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/zentaiban_3.pdf

簡略版、全体版ともにコピー&ペーストでご覧下さい。
簡略版でザッと確認して、詳しく知りたいときに全体版を
ご覧になると、理解しやすいと思います。

平成26年の一年間のアンケート調査です。
対象施設は、日本産婦人科医会及び日本助産師会の
会員施設である全国の産科医療機関及び有床分娩取扱助産所
2,839 施設。このうち協力が得られた 1,680 施設(59.2%)を
集計の対象とした。
が対象です。

早期母子接触を実施している施設は9割弱。
早期母子接触中はスタッフが付き添って児を観察しているのが8割。
なのだそうです。



また、
母乳をあげたい母親の意向を汲もうとシステムを組んでいる病院と
母乳をあげるための特別なシステムを持たない病院とでは、
退院時に母乳だけで育児している人が一番多い割合が逆転しています。

母乳をあげたい母親の意向を汲もうとシステムを持つ病院では
母乳だけを上げて退院する割合が一番多いのが9-10割。

母乳をあげることに特にシステムを持たない病院では
母乳だけをあげながら退院する割合で一番多いのが0-1割。

この差を見ると、母乳をあげたい希望を実現するには、
お産をする施設によって、赤ちゃんに母乳をあげる生活の
スタートが変わってくるのが浮かび上がっています。


ただし、ミルクを足さないから母親が安心して自信を持った育児が
上手く行っているか?という訳ではないことがあります。
母親の安心や、自己肯定感の評価には色々な面があります。

これはあくまでもアンケートの回答のまとめなので、
ここからどのような支援が必要か、を、考えていくことが
大切になると思われます。


補足が糖水やお白湯だけで産後の生活をすごすと
黄疸の増加や体重増加が緩徐になることもあります。

母乳だけかに加えて、赤ちゃんは健康であるかとか、
母親は安心して育児出来ているか?とかの条件に対して
各施設で自己評価できるような標準的な評価方法の普及も
必要となることでしょう。


それぞれの施設が一般的な支援をしているかどうかの確認や、
どこを変えればより、母親が安心して退院出来るかの
工夫のためには、役立つ一つの情報とすることが
出来るのではないでしょうか。


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この子豚ちゃん。パソコンのクリーナーなのです(^o^)/








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四国でIBCLCに認定されるための継続教育単位の出る学習会の第1回目は宇多津で無事に終了しました。
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by Dr-bewithyou | 2015-12-28 22:50 | 赤ちゃんの能力 | Comments(0)

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