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広島に人類初の原爆が投下されたのが
1945年8月6日朝8時15分でした。
あの時、何が起きたかを,
残虐さを最低限に抑えて記した作品が
映画ではロングランを続けています。
「この世界の片隅に」
映画↓
漫画の感想↓
失ったものを描くのに,無くなった事実だけを描くより、
「そこにあった事実」を知るのがどれほど大切かを
これらの作品は教えてくれます。
重い怪我や原爆症を,
未来の平和のために得たのでは決してなくて、
笑顔もある普通の生活や
健康な体や家族・友人を失ったのです。
↓は被爆後17年経った時期に訪日した精神科医が
多くの被害者にインタビューした内容を
丁寧に考察した本です。
被爆後17年の時点で分かっていた,
人の心の抱える生き残った罪悪感や
健康への不安などの問題が、
今も尚、解決の方法をもっていない
ことに愕然とします。
↓また、当時の写真を集めていらっしゃる方もいます。
日本の空襲の被害状況についての写真や映像も
この方は沢山、教えてくれます。
日本は核武装もしたことはないから
核爆弾を使用したこともありません。
でも、この世には核兵器を持つ国は沢山あります。
核兵器を使いませんと言う誓いは
持たない国ではなくて、
核兵器をもつ国が
核兵器を破棄することで実現されます。
では核兵器攻撃を二度と受けないためには
どうすれば良いのでしょうか。
ただ核兵器反対と騒いでいても、
他国の行動をコントロールするのは
とても困難なのではないかと思います。
核兵器を持てば使うだろうと、
他国の人は見ることが出来ます。
反核兵器は道義的には正しいですが、
この国に三個目の原爆を使わせないために
どうするかという視点は、
反核兵器だけを強く主張する中では
見えにくくなります。
難しい事も、一人一人が考えて行くことは、
次の原爆を人類が使わない為に、
大きな力になるのではないでしょうか。
女性それぞれに命懸けで産んだ
全ての子どもが、
安全で衛生的な暮らしのなかで
安心して育つことのできる世界を
築いて行きたいです。
←バナーを作って貰いました(*^o^*)
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about me: 坂出市立病院 産婦人科勤務
(産婦人科医・外来のみ、H27年5月より)
2017年5月28日(日)に高松社会福祉総合センターで第二回目の四国母乳育児を学ぶ会は盛況に終わりました。みなさまのご協力に感謝します。