WHO/UNICEFの母乳で赤ちゃんを育てるための10か条(改訂されます)

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新しい10か条です。

英語のポスターですが
見てください。

お母さんのイラストは9人。
応援・支援・見守る人が14人です。

つまり
これはお母さんが頑張るための
最低ラインとは異なります。

母と赤ちゃんとを守る
周りの人たちの
行動の目標や注意点なのです。

日本語の解説がおいおい出る予定ですが
わかりやすい解説を「母乳育児のポリティクス」さんが
書いてくださっているのでより詳しい内容を知りたい方は
そちらも参照になって下さい。
Facebookのアカウントが必要かもしれません。


twitterでしたら、英語の自動翻訳機能もあります。
赤ちゃんの健康、そして、母親の健康のために、
母乳をあげたいと考えている人に
いかに苦労せずに母乳育児を行っていくかについて
産院や地域に何が出来るかを書いたものです。

多くの研究データに基づいています。

また、ここには母乳しかあげてはいけない!とは
書いてありません。
医学的に必要な時には安全に人工乳を使えるように、
お母さんを支えることの必要性も書かれています。



最近、よくみかける「賢く混合栄養」
というフレーズがあります。
ミルクを足す時は医学的に必要な時です。

「肺炎の時には賢く抗菌薬」
、、、と言われたら
違和感を感じるのではないでしょうか。


足りていないことの診断のために
観察するべきポイントは
とても大切なことになります。

ところが、賢くミルクを使おう
と書いてある記事には、なぜか
足りていないことの基準自体が
書かれていなかったり
誤ったりしていることがしばしばあります。

おっぱいが足りないのではないかと不安になって
検索する時には、書いてある内容を
くれぐれも注意して観察する必要があります。


赤ちゃんの栄養が足りていない状態の
見極め方は書かれていますか?
(上げても泣くとき、、、は足りないサインではないのです)

どうにしたら母乳を増やすことが出来るのか?
の方法は書かれていますか?
母乳は出せば出しただけ
出る量は増えます。

ミルクを足すと母乳が減る人が多いです。
母乳を減らさないミルクの量は
書かれているでしょうか?

ミルクを安全に足すための参考文献はありますか?
母乳を減らさないための足し方も書かれていますか?



「賢く混合栄養」と書かれた記事では
お母さんが母乳をあげたいと思うことが
まるで賢くないことであるかのように
私には読めてしまうこともあります。
考えすぎでしょうか。

でも、このような記事のほとんどは、
不安になったお母さんに売りたいもののサイトに
リンクが張られています。


そういう、ワラをも掴むほど
母親が不安にならないために、
社会に何が出来るか?が、この10か条には
詰め込まれているのです。

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記事や写真・イラストの無断転載はお断りします
医療的な事を扱うため個々の症例の質問への回答は
責任を持てないため、基本的に行っておりません。

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about me: 坂出市立病院 産婦人科勤務
      (産婦人科医・外来のみ、H27年5月より)
      母乳外来も予約制で行っています。

次の四国での母乳育児支援学習会はH30年の夏以降に行えるよう準備をする予定です。
twitterでも当ブログの以前の記事にどのようなものがあるか、ご案内しています。





by Dr-bewithyou | 2018-04-18 19:08 | 応援メッセージ | Comments(0)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児支援(おっぱいライフ応援)をしている産婦人科医・IBCLC 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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