赤ちゃんが急におっぱいを飲まなくなったけど理由は?


赤ちゃんがおっぱいかおっぱいとミルクしか飲んでいない時期に、
突然、母乳を拒否されたように感じて慌てたことは
多くのお母さんが経験しているのではないでしょうか。

↑のリンク先には、そういう時に
どのように対応したら良いかが簡単にまとめられています。
おっぱいを急に飲まなくなったときに
安心できますから、ブックマークをお勧めです。


ある日、急に赤ちゃんが母乳を飲まなくなったとき、
母乳育児について詳しく学んだ人では
それが「哺乳ストライキ」「おっぱいストライキ
と呼んでいる状況でないかを気にかけながら
お話を伺っていきます。


以下に、おっぱいストライキについて少し説明してみます。

母乳が出てないから、怒って飲まない。
ということも乳腺炎などで起きる可能性は
確かにゼロではないです。

ただ、飲まない理由が、
母乳が出ていないことだけならば、
まったく何も出ない指やおしゃぶりを
ずっと吸い続ける行動については
どう理解したら良いのでしょうか。


さて、足りない事は大きな問題です。
だから、足りないと判断して
搾乳やミルクを足すことは大切です。

ただ、不要のミルクを足すと、
赤ちゃんが哺乳瓶とママの乳首の異なる飲み方に
混乱して飲むのが下手になるとか、
飲む量が減ったために、本当に
母乳が減ることになるとか、
結構、取り返すのに時間や注意が
必要になる事が多いので、足す前に、
少し、足りているかどうかについては
細かく見守って欲しい所です。

母乳が足りていると、産後数日からは
1日5-6枚の紙おむつがずっしり濡れるくらい、
透明なおしっこが出ています。


だから「おっぱい要らない!」と
拒否されたような気がしても、
オシッコが透明で減っていないときは
ご機嫌を直すのを待ってもらえば大丈夫です。

そんなときに
お風呂上がりや寝ぼけている時に
1日に何回かは飲んでくれていたら
ますます焦らなくて大丈夫です。

補完食(日本では離乳食といいます)を
始めている頃ならば、食べていれば
こちらも、飲み始めるのを待っていても
大丈夫です。


要らない!と拒否して見えるときは
慌てますが、案外、
寝がちになって、毎日オシッコ回数が
減り始めているときの方が本当に
足りない事が多いのも注意は必要になります。


赤ちゃんが思い通りに落ち着いてくれずに
泣き続ける姿を見て慌てるのは、
それだけ、わが子に
責任を持って気持ちをかけていることが
根っこにあるからに違いありません。

赤ちゃんを家族が思い、
また、赤ちゃんも
赤ちゃんで当たり前ですが,
思っていたよりも結構人間です。
結構,イヤとか、嬉しいとかの
意志を行動で表す能力を持っています。

おっぱいストライキは
それに気付くきっかけになるのかもしれません。


急に飲まなくなったときは,
おっぱいよりも、
赤ちゃん自身がなにか他のことに
目を向けていることに気付くのも
問題解決の入口になる事も
珍しくないというわけです。




うちのブログでもおっぱいストライキについて
以前に取り上げています。↓





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about me: 坂出市立病院 産婦人科勤務
      (産婦人科医・外来のみ、H27年5月より)
      母乳外来も予約制で行っています。

次の四国での母乳育児支援学習会はH30年の夏以降に行えるよう準備をする予定です。
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by Dr-bewithyou | 2018-08-12 14:38 | 問題発生 | Comments(0)

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