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乳児と暮らすお母さんを、1人にしないには

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赤ちゃんを育てている人が
困っています。

お気づきでしょうか。
2020/6/18にtwitterで行ったアンケートです。
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twitterを使わない方に説明です。
アンケートは誰でも投票出来ます。
でも、訂正できません。冷やかしでも投票できます。
閲覧用は、答えられない人や答えたくない人です。
なので、分かるのは「傾向」です。

質問
赤ちゃんに母乳をあげたい人、あげている人、上げていた人にお尋ねします。
母乳育児について困るとどうしているでしょうか?
に対して回答してもらいました。
閲覧用を除いた697人で
集計し直したのが、下のグラフです。
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紫色の部分にご注目下さい。
母乳育児に困っても、1人で何とかする人が
6割です。

産褥ケアという言葉も生まれ
産褥うつや乳児虐待を減少させたい
と、多くのサービスが生まれてますが、
現状は半分以上の母親が、
母乳をあげるのに何かしら困っても
ご自身で対応しているという結果です。

振り返って、私達IBCLCが、
認定されるまで、どんな試験をうけるか、
つまりどんな問題を想定して私達が
支援活動に従事しているかといいますと、
WHOの乳幼児や母親の健康戦略
統計学(選択問題なので超難問でもないですが)
解剖学、生理学、生化学、薬理学、
授乳姿勢、妊娠中や授乳中の疾患、
健康な子どもの成長、子どもの疾患、
コミュニケーションスキル、、、、等等です。

しかも学習会の講師の常連のひとでも、
10年ごとの再試験では再認定大丈夫かな?
と少しひるむレベルの試験を受けます。

それを1人で解決していく、、、
多くの問題は、知識があれば確かに
乗り越えられるものです。

でも、同伴していてさえ難しい問題は
難しいことが少なからずあるので、
1人で何とかする人が過半数というのは
結果を見ていてもつらく感じました。

しかもこれは母乳を
ミルクに替えたからと行って解決する
ものばかりではないのです。


お母さんを1人にしないで済むようにするには
どうしたら良いでしょうか?
お母さんの多くが、自己肯定感が強くて
堂々とこのような世の中を生き抜けている人
ばかりであれば、産褥うつや乳児虐待は
こんなにスポットライトを浴びない
問題のはずです。

どうか、支援している専門家のみなさま、
どこかで困っている人がいる、ということを
常に意識して下さることをお願いしたいと思います。

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記事や写真・イラストの無断転載はお断りします

医療的な事を扱うため個々の症例の質問への回答は
責任を持てないため、基本的に行っておりません。

妊娠・出産  子育て 

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about me: 坂出市立病院 産婦人科勤務
      (産婦人科医・外来のみ、H27年5月より)
      母乳外来も予約制で行っています。

次の四国での母乳育児支援学習会は今のところ未定です。
継続しておこなって行く予定です。

twitterでも当ブログの以前の記事にどのようなものがあるか、ご案内しています。



by Dr-bewithyou | 2020-06-21 22:16 | 助っ人さん達 | Comments(0)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児支援(おっぱいライフ応援)をしている産婦人科医・IBCLC 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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