有効な授乳姿勢は10年位前にぐっと情報が増えた分野のひとつです


有効な授乳姿勢については2007年前後に
情報がぐっと増えてきた部分です。

授乳姿勢だけで痛みや乳腺炎対策ができて
母乳の量を増やす事の出来る
親子ペアはとても多いことも知られてきました。

なのにどうしてネットで、授乳の問題について検索すると
こんなに役に立つ情報が見つかりにくいのかと
常々疑問に思っていたところです。

そこで産後に、もしかしたら
Smillie先生やColson助産師の
赤ちゃんの動きや授乳姿勢の情報を
お母さんたちは習っていないのではないか。

と考えて、twitterでアンケートを取ってみました。

twitterのアンケートはザッとしています。
どんな人が投票したかは不明です。
間違えても訂正出来ません。
関係ない人も投票できます。
なので「傾向」が分かるにすぎないことは
お断りしておきます。

アンケートの質問文言は以下です。
母乳育児をしている人、したことのある人に尋ねます。
赤ちゃんの飲むための能力を使った
laid back(リクライニング)法という授乳姿勢があります。
ご存じでしょうか?

そして、アンケートの結果は以下です。

有効な授乳姿勢は10年位前にぐっと情報が増えた分野のひとつです_d0063558_22502228.jpg

アンケート関連のtweetはこちらにまとめました。


あらためて、説明しておきますと
この授乳法がベストだというものは、
実はないのです。

授乳姿勢は痛くなくて、
楽ならばどの姿勢でもいいのです。
でも、胸を張って、背中をピンと伸ばして
背もたれにももたれない授乳姿勢は
赤ちゃんを抱かなくても、
正座に慣れた人でないとどうしても
しんどいものだろうと思われます。

つまり生まれた時でも赤ちゃんの体重は3kgはあるし、
半年もすると大粒の子ならば8-10kgに及ぶことがあるのに
胸を張って腕だけで抱きとめるのはかなり大変なはずです。

せめて、背もたれにもたれかかる授乳姿勢を
イメージできることは大切ですのに、
お産後には胸を張って!といわれて、
背もたれにもたれての授乳出来ることは
学んでいなくて気付かない可能性もあります。

それで更にネットで検索したときに、
より解決方法に近い授乳姿勢をみつけるチャンスを
得にくくなる可能性もあるわけです。

授乳姿勢のあれこれ
https://smilehug.exblog.jp/11986715/
http://smilehug.exblog.jp/17398565/
https://smilehug.exblog.jp/21380986/
これにくわえて
この記事の文末に、LAID BACK法についての
プチ解説をつけております。

産院はどこも少人数で、沢山のお産を扱っていて、
しかも安全を守る必要性は新型コロナウイルス感染症の
流行により増えても、減る事はないです。

お母さんから見ても
スタッフは忙しそうかもしれません。
スタッフから見たら
お母さんの退院後の生活まで見守る
余裕は持てないかもしれないです。

そこで、お母さんが子どもを見守る気持ちや、
赤ちゃんが自分で母乳を飲む意欲を
お産十産後の生活の安全の力として
活用することを考えてみるのは
決して、そんなことではないのではないでしょうか。


どうか、母も赤ちゃんもスタッフも、
みんなが楽で元気な毎日でありますように。



8/1-8/7は世界母乳育児週間です。
ここしばらく、更新していないのに
今日はもう一つ、世界母乳育児週間で
ブログを投稿していいます。
https://smilehug.exblog.jp/28185841/

有効な授乳姿勢は10年位前にぐっと情報が増えた分野のひとつです_d0063558_16411850.jpeg
↑ブルーベリーとカルピスのゼリー



記事や写真・イラストの無断転載はお断りします

医療的な事を扱うため個々の症例の質問への回答は
責任を持てないため、基本的に行っておりません。

妊娠・出産  子育て 

有効な授乳姿勢は10年位前にぐっと情報が増えた分野のひとつです_d0063558_20152268.jpg

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about me: 坂出市立病院 産婦人科勤務
      (産婦人科医・外来のみ、H27年5月より)
      母乳外来も予約制で行っています。

次の四国での母乳育児支援学習会は今のところ未定です。
継続しておこなって行く予定です。

twitterでも当ブログの以前の記事にどのようなものがあるか、ご案内しています。






参照:LAID BACK法(リクライニング法)とは?
有効な授乳姿勢は10年位前にぐっと情報が増えた分野のひとつです_d0063558_22184626.jpg
↑Laid back法はこれらのビデオに詳しいです。
↓この記事にSmillie博士やColson助産師の作成した動画の
 販売サイトにリンクを置いています。
LAID BACK法 の当ブログでの解説は↓です。
上記本文にも記しています。


赤ちゃんとお母さんの健康と安全のため
必ず確認してから試してみて下さい。
特にスタッフのみなさまは
乳汁分泌の解剖学や生理学、
赤ちゃんの身体能力、精神発達・神経発達、
座る椅子の選択や、背中の角度、
ハンズオフの支援方法を理解した上で
試すことで安全さと有効さとを
より確実に伝える事が出来ます。

授乳枕とドーナツ椅子の授乳姿勢は
スタッフは教えやすいのですが、
お母さまは家に帰ってから同じ事を
していますと、痛みや、母乳量の減少など
トラブルの原因ともなることも
ご理解いただいた上で支援をして欲しい
部分です。

LAID BACK法:
 赤ちゃんが飲み
 母親がそれを支える授乳法
以前からの横抱きなど:
 母親が哺乳瓶のように飲ませる授乳法


by Dr-bewithyou | 2020-08-02 11:47 | 赤ちゃんの能力 | Comments(0)

赤ちゃんとのつきあい方の情報メモ。母乳育児支援(おっぱいライフ応援)をしている産婦人科医・IBCLC 戸田千のブログです♪ 下方の「ブログの説明」に利用上の注意もありますので必ずご覧になってください。


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