相川晴先生の「赤ちゃんのための補完食入門」

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赤ちゃんのための補完食入門

相川 晴・川口由美子/彩図社



本日は新しく発売されたご本の案内です。

補完食?と思う方もまだ多いでしょうか。

うちのタグに離乳食の項目がなくて
「卒乳」の中に乳児のお食事の内容は
集めています。

育児中のお母さん達におきましては
「卒乳」タグで
「補完食(離乳食)」という表現
をよく使っているように、
赤ちゃんの同じくらいの月齢の子が
それぞれに食べる「乳以外」の
お食事のことと思っていただいて良いと思います。

ただし、、、専門家の皆さんにおかれては、
助産師さん、保健師さん、看護師さん、
栄養士さん、保育士さん、医師の皆さんには
お願いしたいです。
離乳食の新しい情報を学んで下さい。
WHOの提唱する「補完食」
の言葉が生まれた背景を知っておいてください。
また、フォローアップミルクや粉ミルクを
食材として使うことは必須・必要でないと
理解しておいてください。
と。

WHOの補完食の本は,
以前はJALCで発売していたのですが、
NPO法人となってから
税金などの事情で販売が困難になり、
WHOのサイトで日本語訳を
ダウンロードしてもらっています。
サイトのTopから辿り着くのは今日はとても難しかった
ので、↓のURLをコピー&ペーストして
ご利用下さい。
https://www.who.int/nutrition/publications/infantfeeding/WHO_NHD_00.1/en/

と、遠回りしましたが、この本は、その
「補完食」のPDFだけでは分かりにくいところ、
今までの離乳食との共通点などを
細かく書いてくれています。

少し文字は多く感じるかもしれません。
そういう人たちが迷わないように、
要約や図・表をよく考えて配置
してくれています。

妊娠中に読んでおくとより良いように
思いました。
母親学級や,乳児健診の指導が
残念なことにまだまだ、「??」な
内容であることがとても多い分野なので
中心になる液体のお食事から固形のお食事
に変わっていく過程での
基本的は方法や目的をあらかじめ
知っておくと迷いにくい情報だからです。

電子書籍もKindleをはじめ
いくつかのサイトで購入できます。
購入できる場所が書かれています。

また、何を食べるか?だけでなくて、
赤ちゃんがどのように食べるか?についての
赤ちゃんの食べる能力については
赤ちゃん主導の離乳食、、、という考えが
イギリスを中心に育ちつつあって
とても分かりやすいです。

この本の補完食の部分は役にたつのですが。
「どのように」食べるか?
についての赤ちゃんの口の動きなどに
ついての情報は、根拠の不確かなものも
記されていますので、赤ちゃん主導の
離乳食の情報も確認しておくと
安心なようです。以下は
Facebookですので,アカウントを持っていないと
読めないかもしれませんが↓に
赤ちゃん主導の離乳食についてよグループが
あって勉強会などもしています。

赤ちゃん主導の離乳に関しては
私のtweetなどをまとめたものもあります。

長野県佐久医師会・佐久市による
教えてドクター」プロジェクトチームが
作った補完食のチラシはうちのブログでも
紹介したことがあります。
神奈川県立こども医療センターなどの
たべてくれない!😢、、、、ときの資料の
リンク集はこちら↓


何を食べるか?は、
個々の人、個々の家族、個々の地域で
元々多くのバリエーションがあります。

たとえば、
朝ご飯は必ず和食!と言う人もいるし、
パンでないと!と言う人もいるし、
家族みんなが好きなものを食べる家もあります。

赤ちゃんのお食事も、一人一人異なります。

例えば
↓の赤ちゃんはかなり頑固に
自分の食べたい物を自己主張したようです。


離乳食(補完食)については
何が正しいか?という見方は
ふさわしくない部分だと思います。

色々ある中で、
どれが一番親子が楽で健康でいられそうか?
に対してご自身で選ぶ選択肢を
沢山知っておくのも
育児する心の余裕に繋がるのでは
ないでしょうか。

粉ミルクやフォローアップミルクは
食材に使ってもいいですが、
使わなくてもいいものです。なので
わざわざ買ってくる必要はないです。
そこのところは、
この本の中で気になる記述になっています。

色々知りすぎてかえって迷ったわ,,,
という時は、
自分が楽に準備できて、
自分の食生活からかけ離れてなくて、
赤ちゃんがご機嫌でいる方法に
何度でも,
後ずさりしていって大丈夫です。

どの子も、いつかはおっぱいや哺乳瓶に
目も止めなくなって、
お食事を楽しむようになります。

健康でさえいれば、
少しの種類しか食べない日が続くのが
1歳かもしれないし、
5歳かもしれないし、
10歳かもしれなくても、
いつかはその人なりの
食事の好みがそだっていくものです。

その目安として,この新しい本の
「補完食」の解説の部分は、
安心出来る道しるべとして使える
情報が集められていますので、
お勧めいたします。
離乳食としての、他の本にも書かれた
食べる物の具体的な細かい指示の
部分、「どのように食べるか」は、
赤ちゃん主導の離乳食BLWなども
参照されるよう、お気をつけください。

(2021/5/27 粉ミルクやフォローアップミルクに
の記載に対する注意事項を追記しました。)

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about me: 坂出市立病院 産婦人科勤務
      (産婦人科医・外来のみ、H27年5月より)
      母乳外来も予約制で行っています。

次の四国での母乳育児支援学習会は今のところ未定です。
継続しておこなって行く予定です。

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by Dr-bewithyou | 2020-12-30 11:32 | 応援メッセージ:ママ達へ | Comments(0)

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