JALC学習会 名古屋
2007年 06月 10日
900名前後の参加です。
UKからはるばるいらした演者が今回はいらっしゃいました。
全体のテーマはミルクが母乳育児を衰退させてきた歴史とそれを復帰させるめの国際戦略、メタボリックシンドローム、アレルギー疾患(データや文献の読み方も!)、効果的な指導(Hand-off理論)と盛りだくさんの貴重な学習会でした。
ロンドンからいらしたガブリエル・パーマーさん(私は勉強不足でしらなかったのですが有名な方だそうです)は、足りない時に足すはずのミルク(母乳代替品)が、昔から母子の健康よりも利潤により関心を持つことを止める積もりのない企業によって過剰に販売されてきた事実に深い悲しみと怒りを感じて、普通の母親からロンドン大学の非常勤講師になりついにはユニセフなどの乳幼児の世界的な栄養戦略に影響を及ぼすようになった方です。お母さんパワーはすごい!
(もちろん英語で同時通訳付きです。ガブリエルさんはゆっくり話してくださったのに6割を聞き取るのが精一杯でした)
今回もお手伝いの末席で参加させてもらいました。この2日間は名古屋国際会議場はイベントが盛りだくさんで、別のホールでは井上陽水のコンサートまであって学習会会場にコンサートスタッフのおしゃれなお兄ちゃんが迷い込んできたのはご愛嬌でした。
また赤ちゃん連れも増えてきて、日々の生活に追われているだろうに、遠方から駆けつけてお勉強しようとする意気込みに、元気をいっぱいもらいました。これも、お母さんパワー♪。
だんだん顔見知りも増えてきて、同窓会らしくなってきました。
お会いできた皆さま、懐かしかったです。また、是非、逢いましょう!
そして、松山でもJALC後援の学習会を実現させましょう。