歯が生えてくると、、、
2009年 01月 27日
でも、硬い「歯」が生えてくると「痛い!」思いをするママが増えてきます。
さてさてちっちゃくて可愛くて白くて硬い歯とどうつきあって行きましょう。
まず、噛む理由を考えてみましょう。
◇赤ちゃんに歯が生えかけて歯茎がなんとなくヤな感じがしている
◇ママの気持ちを自分に引きつけたい
こっちを向いて!とか、こんなことが辛いの!というように
大人に親不知がはえる時の、ひどい人では熱も出るような痛みは、赤ちゃんの柔らかい歯茎ではないでしょうけど、歯茎の不快感はどうやらあるようです。「噛む」楽しさを経験出来るようなものを齧らせると熱心にガチガチハムハム噛んでいる子はよくみかけます。
では、傷が出来るほど噛むママの気持ちを引きつけたい!と言う事情はないでしょうか。私は一生懸命育児してるんだもん、赤ちゃんにそんな思いをさせてないわ、、、と、思っていたらごめんなさいね。でも、ちょっとだけこういうことは無いか考えてみてください。
つまり、、ママが忙しいことを始めとして、
ママがテレビを見ていて赤ちゃんが見上げたのに目が合わない。
ママが心配事を抱えて上の空で赤ちゃんを抱っこしている。
または、赤ちゃんが風邪を引きかけてたりして体調が悪いの!と
伝えようと必死になっている。。。
おっぱいストライキなんかの理由にも似た条件の時に噛むこともあるようです。
では、どうしたら授乳が痛くなくなるでしょうか。
まずテレビや携帯のメールのスイッチを切った上で(*^^*)、↓の色々を確認してみましょう。
傷が出来たお母様を診察していますと、「あれ?ここをくわえていたら痛そうだわ」と思う乳首のかなり近い場所にキズがついていることが多いです。
いつの間にか背が伸びて体重が重くなった我が子を抱っこしたり授乳したりするのは、一生懸命工夫して見つけた「ベストポジション」のはずですが、、、ベストポジションを見つけたころと同じ力で抱っこしていたので赤ちゃんは、ずり落ちてしまっていることがよくあるようです。
赤ちゃんの体がねじれてたり、乳首の先だけを齧るようにくわえたりしているけれども、赤ちゃんはちょっと前に授乳に慣れてきて「最近、授乳が楽になったわ」という時のままにきちんと飲んでいるようにママの目に映っていることがあるようです。
赤ちゃんの体はねじれずにまっすぐになってますか?
赤ちゃんの下あごがおっぱいに触れていますか?
赤ちゃんの背が伸びて、同じような位置で赤ちゃんを支えているつもりが、
乳首の先だけをくわえていることも度々見受けます。
少し背もたれにもたれた姿勢の方が大抵の方では楽に授乳出来るのだけども、重くなった赤ちゃんを抱くのに授乳姿勢が前のめりになっていないでしょうか?
抱き方を確認して噛まれても痛みを感じにくい準備をしたら、赤ちゃんのお口の動きに注意してみましょう。
おっぱいを噛むときには、いつも同じような口の動きをする子が多いそうです。
「あ!これから噛まれる!」と言うのを察知できるならば、二つ方法が有ります。
ひとつは、グイッと抱き寄せてしまう。
痛くないところに歯の位置も変わるかも知れないですし、赤ちゃんも、噛んでもママの「痛い!」と叫ぶリアクションがなくてつまらなくて力が抜けるチャンスが増えます。
もう一つは、これは素早さがいるのですが、赤ちゃんが噛みそうだ!と思った瞬間に赤ちゃんの歯茎の間に指を入れて(舌の上まで)、おっぱいの先をチュルリンと口から出してしまうと言う方法です。
ちょっとのんびりやさんのママさんには難しいワザかしら。
あと、「痛い!」「ダメ!」と叫ぶと、赤ちゃんによってはニヤリと笑う子もいるようです。ママが遊んでくれた!と勘違いしてくれるのかもしれません。
「痛いのはママは嫌いなの。噛むならばおっぱいはお休みしましょうね」と
そっと乳首を外してしまうことも出来ます。子供は無視されるのに悲しくなることが多いのです。でも、悲しませることは目的では無いですよね。
むしろ「痛くないように飲んでね」とお願いして授乳しながら抱き方を工夫する方が、赤ちゃんには伝わることはないでしょうか。
抱き方と、ママか赤ちゃんのストレスやトラブルとを解決すると「そう言えば最近噛まなくなりました!」とじんわりと、噛まなくなってくるようです。歯が生えるくらいの子供では少しずつ自立しようとする心が生まれる位に成長が始まっていますので、新しい飲み方を覚えるのに2週間くらいかかることも珍しく有りません。
のんびりと。が噛まれることを解決する一つのコツだったりします。
傷が出来ると、そこから細菌感染して乳腺炎が起きることも考えられます。
お母さんだから痛くても我慢しなくっちゃ!と思って頑張りすぎる前に、痛くない授乳の為の工夫をしてみてくださいね。その方が沢山おっぱいも出るから赤ちゃんの満足感も高く出来るのです。
以前に、噛まれる時は、、と言うテーマでここで書いた記憶が有るのですが、私が自分でもその記事を見つけられないので(笑)、改めて書いてみました。
お役に立てたでしょうか。
↓は、ママと赤ちゃんと、赤ちゃんにおっぱいをとられて寂しいなあと思っているお兄ちゃんやお姉ちゃんとの会話の記事。
ゆったりのんびり、が難しい!そんな時の息抜きにどうぞ(*^^*)
カルピスのCMがママを癒す? | エキサイトニュース
噛む事を分かって噛んで居るようなので、噛まれたときは、口からおっぱいを外し、真剣な顔で「噛んだらダメでしょう。おっぱい、おしまいにするよ」 と言い、胸をしまいます。 すると、「ゴメンナサーイ (>_<)」
みたいな顔して、エーンと泣き真似(ウソ泣き)します。
その後は噛むことなく飲んでくれるので、良いのですが…。
今の時期だからか、赤ちゃんの口が当たる部分(歯茎、歯でしょうか)の乳首の周りがガサガサと乾燥してとても痒いので、授乳が辛いです。
ピュアレーンを塗りますが、一度授乳をするとすぐにとれてしまうので、いつもガサガサです。
11ヶ月にしては授乳回数は多い方なので、ラップやクリームも難しいです。
なにか良い方法はないものでしょうか…。
思い当たることがいくつかありました(--;)
確かに私が痛がるのを見て、にか~っと笑いまたおっぱいに飛びつき
ガブ!! 楽しんでるんですね~~
噛む時はなんとなく分かるので試してみたいと思います。。
下の歯だけなのに手でも噛まれたたらあとがつくぐらい思いっきり・・・
力ありますよね~~
今日から授乳前にはやさしくお願いしてみたいと思います~
また遊びに来させて下さい(^^)
噛む前に指を入れてみたところ(えって顔していましたが・・)まだ2日目ですが噛む回数が減り今日はまだ1回も噛まれていません!!
こんなに早く効果が出るとは~
うれしいです~
また穏やかなおっぱいライフに戻ります(^^)
先生ありがとうございました。
コメントをありがとうございます。
噛む、噛まない。痛い、痛くない。
そのちいちゃな駆け引きを微笑ましく想像させて頂きました。
ウソ泣きで、ママの気持ちをなだめようとするなんて、
痛いハズなのに、可愛いと思う瞬間でしょうね。
さて、乳首のガサガサは、
ブラジャーの素材やマミーバッドなどの
化学繊維や化学物質を止める事が効果がある人も有ります。
それでも続く時は真菌症などことがあります、
痛みが治らないでしたら受診なさって頂けたら安心です。
「えって顔」は、想像しても可愛いです。
ママにとっては、嬉しくないことなのだ、と、
赤ちゃんの世界が広くなった瞬間だったかと思います。
ママだから痛いのは我慢!でなくて
痛くないように、気持ちよくおっぱいライフを続けてOK♪
堂々と、そして、やさしく、
痛くないように工夫してみてくださいね(*^^*)
我が子はあれ以来ほんと~に噛む回数がぐんと減りました(^^)
時々やられますが遠慮しているのか手加減し痛くない程度噛んでは様子をうかがっているようです(^^)
先生の今回の言葉
自分が嬉しいはママも嬉しいことと信じて暮らしている・・・
読ませてもらいとっても幸せであったかい気持ちになりました(^^)
ありがとうございます
ご報告をありがとうございます(*^^*)
お子さんは、噛まない方が良いみたい、、と、
なんとなく学んできたんですね。
ママと自分と、一緒だけど、ちょっと違う。
生きて行く上で、自分は楽しいのに、
ママには嬉しくないことが有ると言う大切なことを、
そうやって学んで行くのでしょうね。
きっとやさしいお子さんに育つための小さなきっかけになったと
信じております。
心配なことを尋ねて頂き、こちらこそありがとうございます。
痛い思いをしながらの授乳は、赤ちゃんのために、
母乳がかけがえがないとご理解されての行動と思いますが、
とても大変そうですね。
ラッチオン、という言葉をご存じのことからも、
いろいろお勉強されていると察しています。
ただ、歯が生えたくらいの赤ちゃんは、知恵がついているので、
痛みのない授乳姿勢を覚えるのに一週間以上かかることは、
珍しくないのです。1ヶ月近くかかった親子に出会ったことも
あるくらいです。
時間がかかる可能性があります。もう一つ、ラッチオンだけを、
訂正してみてもポジショニングが元通りだと、難しいかもしれません。
http://smilehug.exblog.jp/11986715
の写真と見比べるために、ご自身の授乳姿勢を写真に撮って、
自分の目でもどこか、無理がないか、確認してみることも、
悪くないのかと思いました。
わかりにくいお答えですね。痛みが少なくなるように、
願っております。